中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第6回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第6回

一人一人の人間として  僕はフランスで夏休みと冬休みの二ヶ月間を過ごしました。その二ヶ月で感じた日本との違いは、フランス人というのは、ささいなことから外国人である自分によく話しかけてくれるということです。  我が家では犬を飼っているので、朝と夕方の一日二回散歩に連れて行きます。その散歩の途中…
新入生にとっての入学―別れの中で学んだものー

新入生にとっての入学―別れの中で学んだものー

 春休み、さまざまな人々に別れを告げました。涙がこみ上げてくる時もありましたが、しかし別れがあっての出会いもあるのだなということもしみじみと感じました。  初めは別れは悲しいものだ、つらいものだという考えにとらわれていましたが、小学校を卒業し、心も体も成長したせいか、別れは成長するために大切なもの…
広島・長崎に行って、人が幸せになるために役に立てるような人になりたいと思うようになった。

広島・長崎に行って、人が幸せになるために役に立てるような人になりたいと思うようになった。

 私は春休みに広島、長崎に行った。第二次世界大戦の終盤、世界で初めて原爆が落とされた地である。以前、広島に行ったことはあったものの、中々原爆が落とされて、そこで何が起こったのか、受け止められずにいた。今回広島・長崎に行き、色々なことを感じた。そしてこのことを忘れてはいけないと思った。  始めに行っ…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第5回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第5回

国際性について  中三三学期の国語の授業で今道友信の「温かいスープ」を読みました。その中で、国際性とは「外国語の能力や学芸の才気や事業のスケールの大きさ」ではなく、「相手の立場を思いやる優しさ、お互いが同じ人類の仲間であるという自覚なの」であり、「求めるところのない隣人愛としての人類愛、これこ…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第4回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第4回

「国際性」  今道友信氏の「温かいスープ」を読んだ。その中で主人公の青年はパリで部屋を借りるのに日本人だからという理由で断られたり、お金を受け取らずそっと温かいスープを出してくれたりと、色々な人と出会っていることがうかがえる。私も異国の地でたくさんの人に出会ってきた。その中でも、中東というとこ…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第3回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第3回

小さな親切  今道友信氏の「温かいスープ」を読んだ。その中で、僕は今道氏の、「国際性とは、相手の立場を思いやる優しさ、お互いが人類の仲間であるという自覚なのである」という言葉に共感しました。なぜなら、僕も英人の親切に何度も助けられたことがあるからです。  前回の冬休み、僕は電車とバスを使い一…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第2回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第2回

私が感じた国際性 今道友信氏の「温かいスープ」を読んだ中で、料理屋の母娘が主人公の大学講師に、パン二人前を一人前の料金で渡したり、温かいオニオングラタンを、「お客様の注文を間違えてしまったから、よかったら食べていただけませんか」と言って、差し出す場面があります。  この時代の日本人は世界の嫌…
2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで

2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで

谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を鑑賞した後、自分たちが「生きている」と実感することを考えてみて、各連の書き出しは変えぬまま、オリジナルの詩を作ってみました。    生きる  生きているということ  いま生きているということ  それは 心が動くということ  体が動くということ…
わたしの将来の夢

わたしの将来の夢

 お医者さん。それは、私のあこがれの仕事。小さいころから、かっこいいなあ、すごいなあ、とあこがれていた。私は、小さいころに一度入院したことがあるが、その時のお医者さんはとても優しかった。それでさらに、お医者さんにあこがれるようになった。  もちろん、病院に行くこと自体は、何をされるかわからないし、…
情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

 小学校六年生の国語の授業で、星野道夫さんの「森へ」を読みました。自分たちが行ったこともないアラスカの自然、森の様子が、まるで自分たちが足を踏み入れているかのように読み取れ、思わず感動した生徒たち。カメラマンである筆者の撮影した写真も無論イメージの手助けにはなっていましたが、擬音語、比喩表現、問いか…