ミレースクール短期交換留学「特別な一週間」

ミレースクール短期交換留学「特別な一週間」

  今思うと、あれは夢だったのではないかと疑ってしまうほど楽しい一週間であった。  初日、バディの子とご両親と対面する直前、私はこの上ないほど緊張していた。英語は四年間、自分なりに勉強してきたつもりだが、ついに自分の実力を試す時がやってきたのだ。そして対面。私のバディのぺトラ、彼女の御両親、雰囲気…
ミレースクール短期交換留学「私のバディになってくれてありがとう」

ミレースクール短期交換留学「私のバディになってくれてありがとう」

今回、ミレースクールとの短期交換留学プログラムに参加して、たくさんのことを学びました。その中で最も印象的なことを書きたいと思います。 初日、顔合わせで、ミアという私のバディーの子と簡単な自己紹介をした後、あまり深く考えずに握手をしようと右手を差し出しました。すると彼女はそれを抱擁と取ったのか、…
ミレースクール短期交換留学「もう語学の勉強のためだけではない。人との関わり合いや発見により自分を成長させる。」

ミレースクール短期交換留学「もう語学の勉強のためだけではない。人との関わり合いや発見により自分を成長させる。」

私はこのプログラムに参加することを希望したとき、かなり不安でした。正直、希望したことを後悔したことも何度もありました。その理由は、やはり英語を話す自信がなかったということだと思います。結局、私はそんな不安を抱えたまま、ミレースクールの子との一週間の生活を迎えることになりました。 第一印象、人を…
ミレースクール短期交換留学「1週間一緒に過ごしただけでこんなに悲しくなったのは人生で初めてだった。」

ミレースクール短期交換留学「1週間一緒に過ごしただけでこんなに悲しくなったのは人生で初めてだった。」

私は今回、ミレースクールとの交換留学プログラムに参加し、この立教にバディーを迎えました。三学期の帰寮前から不安で、辞退することも考えたぐらい悩んでいました。またその頃、人との接し方がうまくいかず、1人で過ごす時間の方が長くなっていました。そんな状況だったので、本当に不安で仕方がありませんでした。 …
ミレースクール短期交換留学「文法よりも、伝えることを意識して、話すようになった。」

ミレースクール短期交換留学「文法よりも、伝えることを意識して、話すようになった。」

 1月31日午後1時30分、この時が来るのを、あれほど嫌に思うとは、1週間前の私は思ってもみなかった。  交換留学が始まってすぐは、緊張していてどう接すればいいのか、何を話せばいいのか全く分からなかった。今から思えば、最初の方は、きちんとした文法を使わなければ、と思い、なかなか話せなかったよう…
ミレースクール短期交換留学「宝物の一週間」

ミレースクール短期交換留学「宝物の一週間」

 「あの人カッコイイ。何て名前なの?」 こんな他愛のない会話をしているうちに、私たちと変わらない普通の女子高生なんだなぁ、と思った。英語でも略語があって、流行の言葉がある。見た目は大人っぽくても自分たちと同じなんだと思ったらホッとした。  毎年、ミレースクールから交換留学生がやってくる。バデ…
ミレースクール短期交換留学「交換留学で学んだこと」

ミレースクール短期交換留学「交換留学で学んだこと」

 今回のミレースクール交換留学の参加者は10人と、今までで一番多かった。しかし、中3の参加者は私一人で、ミレーの生徒が来る前から、少し弱気になっていた。中3のクラスの中にミレースクールの生徒一人で、私はきちんとパートナーとクラスメイトがコミュニケーションをとりやすい雰囲気を作ってあげられるだろうか、…
合唱コンクール「いくつもの日々を越えてたどり着いた今」

合唱コンクール「いくつもの日々を越えてたどり着いた今」

 学年最後の行事、合唱コンクールが行われた。皆は略して「合唱コン(たまに合コン)」と呼ぶ。 日本の大体の学校にある行事だが、この学校の記念すべき第1回は2年前の3学期だった。 今年3回目の僕からしたら、ああまたかと思い、嫌だなあと正直思っていた。 「合唱コンなくなれ」という声が聞こえてくる。 …
合唱コンクール 「数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができた」

合唱コンクール 「数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができた」

 合唱コンクール、私が大好きなイベントの1つです。立教はクラスごとの人数が少ないしちゃんと成り立つのかとても不安でした。しかしあれだけ「H1-1」らしい合唱を作りあげることができて、本当に感動しました。 「まじだりい。」合唱練習にはつきもののフレーズだけれど、そんな言葉ももらさずに毎日しっかり練習…
合唱コンクール:「このクラスの一員で良かった」

合唱コンクール:「このクラスの一員で良かった」

 私たちのクラスの合唱コンクールは正直もめた。最後までまとまらなかった。でも控え室で誰かが「私たちが求めているのは賞じゃない。自分たちが楽しむことだよ。」この言葉で緊張がとけた。そしてはじめてクラスが一致団結した気がした。本番では私たちのクラスの合唱はきれいじゃなかったかもしれない。しかし私たちは、…