ブルーベルの森。「鮮やかに存在する紫は異端ではあるが、それが逆に美しく映る。」

ブルーベルの森。「鮮やかに存在する紫は異端ではあるが、それが逆に美しく映る。」

今年で何回目になるだろうか? ふと思って上を見上げると、その緑と差し込む光が眩しすぎて、目を細めた。 指折り数えるほど何度も行ったことのあるブルーベルは今年もよく咲いていた。 '立教の森'の辺り一面に咲くブルーベルは小さな紫色の花ではあるが、集まると見事な紫色の絨毯が敷き詰…
雨にも負けず、風にも負けず・・・鐘を鳴らす立教のタイムキーパー

雨にも負けず、風にも負けず・・・鐘を鳴らす立教のタイムキーパー

チャペルにて、昨年度の当直の表彰と今年度の当直の任命が行われました。立教の当直は、起床や朝の体操、食事などの前に鐘を鳴らして一日の生活を円滑に進める役割を担っています。昨年一年間頑張った高校3年生の当直12名には、表彰とともにとても素敵なミニチュアの鐘が贈られました。なんと、ビッグ・ベンの鐘も作った…
入学始業礼拝、校長祝辞「生徒諸君にお願いしたいこと―正の連鎖を断ち切らないで守り続けてほしい。」

入学始業礼拝、校長祝辞「生徒諸君にお願いしたいこと―正の連鎖を断ち切らないで守り続けてほしい。」

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして在校生の皆さん、進学おめでとう。 はじめに先月の大震災で被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。あわせて、ここでイギリスの人々から寄せられたあたたかい励ましについて、皆様にお伝えしたいと思います。 この1ヶ月の間に、いつも本…
「4月17日快晴、2011年度立教英国学院入学始業礼拝。35名の新入生を迎え新たなるスタート!」

「4月17日快晴、2011年度立教英国学院入学始業礼拝。35名の新入生を迎え新たなるスタート!」

天候に恵まれた4月17日日曜日、多くの保護者の方にもご参列いただき2011年度入学始業礼拝式が本校チャペルにて執り行われました。35名の新入生を迎え、全校生徒116名での新学年スタートです。   新入生はひとりひとり名前を呼ばれ、校長先生から制服の胸につけるバッジ(スクールエンブレム)をいただ…
ブルーベル見学―春の到来と立教英国学院の新学期の始まり   

ブルーベル見学―春の到来と立教英国学院の新学期の始まり   

お天気に恵まれた本日。学校のはずれにある林の、細々とした小道を奥へ奥へと進んでいくと、そこにはブルーベルの花が一面に広がっています。木漏れ日の光を受けたブルーベルの花の紫のグラデーションと、草木の緑とのコントラストは非常に美しく見事なものです。風がそよぐと、馨る甘い香りとともに、表情を変える紫の絨毯…
マガモの親子「春になるとキャンパスのあちこちで新しい命が誕生します。」

マガモの親子「春になるとキャンパスのあちこちで新しい命が誕生します。」

毎年新入生が本校に入学する頃、キャンパスのあちこちで新しい命が誕生します。今年も中庭の花壇の茂みの中で卵を温めるマガモの母鳥の姿が見られました。教員室入口の花壇の茂みの中では雉の母鳥がやはり卵を温めていて、生徒達にも、「花壇には近づかないように。」とホームルームで連絡がありました。  …
誰にも何処にもない「個性」。イギリス、イタリア、フランスを旅して。

誰にも何処にもない「個性」。イギリス、イタリア、フランスを旅して。

2011年の春休み、私は家族でイギリス、イタリア、フランスへ合わせて10日間の旅行に行った。そこで感じたのは、その国の歴史とその国の人々が深く繋がっている、ということである。日本ではひとまとめにヨーロッパと言う。私はそのせいからか、ヨーロッパの国々は全て同じ、というようなイメージを持っていた。それぞ…
「立教の赤ネクタイには最高学年の重みがある」

「立教の赤ネクタイには最高学年の重みがある」

立教の生徒は、基本的には青いネクタイを身に付けています。 しかし、高校3年生だけは違います。彼らのネクタイは「赤」。それは最上級生の証です。 彼らは最高学年として、後輩たちの面倒をみたり、相談にのってあげたり、つねに全校をリードしていく存在です。 下級生は赤ネクタイを身に付けている…
「イースター島の自然は、私の中の『広い』という概念をぶち壊してくれた。」

「イースター島の自然は、私の中の『広い』という概念をぶち壊してくれた。」

どこまでも続く青い空と果てしなく続く広い海。 水平線がかすかに曲線で地球はやっぱり丸いんだと教えてくれた。 夜には数えきれない星が瞬いていた。   そんな景色があるのがイースター島。   太平洋に浮かぶ、その絶海の孤島にはたくさんの守り神がいる。 それがモアイ。   私はイ…