中学部3年アウティング作文(アウティングの本当の意義)

中学部3年アウティング作文(アウティングの本当の意義)

 今回のアウティングで自分が何について楽しんでいたのか、また何を思っていたのかに着目して文章を書いてみました。

 アウティングで、観光したお城や教会の中を見て回ることはもちろん楽しいのですが、それだけではあの時ほどの満足感は得られません。一人で観光しても新たな経験や知識、思い出が心に刻まれてそれはそれで楽しいのですが、アウティングはクラスみんなで行くからきっと楽しいのだと思います。班行動がいいとか、男子だけがいいと言う人もいますが、絶対に女子・男子関係なくみんなで行ったほうが楽しいです。

 僕がこのように思うきっかけは昼食の時にありました。僕の想像では女子はあまり食べないと思っていましたが、男子より食べる子がいたり、僕達男子が見たことのないような一面を見せてくれました。そういうことについて話したりするのもまた楽しかったです。お城を周っているときも同様に、普段女子とは写真を撮らないのに、「写真撮ろう!」と誘ってくれたりして、そういう会話もとても楽しかったです。そして何より、学校の中ではなくアウティングということで更に特別感が増しました。もっとこの時間が続けばと思いました。

 帰ってから思いました。「俺青春してない?」 

アウティングではたくさん食べるとか観光するとか、そういうことも大事ですが、今いる仲間とさらに親睦を深めてより良いクラスにするためのきっかけにもなると思います。

 また次のアウティングが楽しみでたまらないです。
(中学部3年生 男子)