雑説

雑説

このイギリスに来てからというもの、日本の今について知ることが少なくなった。かつては日本の首相だけでなく大臣の名前も全て覚えていたが、今となっては日本の有名人の名を聞く機会ですらゼロに等しい。それほど日本という国とイギリスが遠いということを実感した。 思えば、日本に住んでいるときにイギリスの情報…
やりたいことを全て叶えたスクールコンサート

やりたいことを全て叶えたスクールコンサート

立教に入学したとき毎学期スクールコンサートがあると知って、よっしゃ、と思ったことを今でもよく覚えている。音楽学校でもないのにコンサートをする学校なんて、日本ではなかなかないからだ。ピアノを13年間続けてきている私は、自分の音楽を聴いてもらう機会が毎学期あることが、本当に嬉しかった。 そしてそん…
広報部より:意外な発見があった高2のロンドン訪問

広報部より:意外な発見があった高2のロンドン訪問

今回新高2の初めてのアウティングは、ロンドンのナショナルギャラリーでした。高2になると新入生も少なく、中学からいる生徒は何度も行ったことがあるということで、もっと違うところに行きたいというのが本音でした。私は中学のときに見に行って、特に暇だった記憶しかなかったので、「もういいよ、絵なんて見たってつま…
広報部より:高校生として初めてのロンドン訪問

広報部より:高校生として初めてのロンドン訪問

高等部1年 アウティング 今年の高1はアウティングでUCLと大英博物館に行きました。 UCLは、今年、立教英国学院と提携を組んだ大学であり、立教からの進学ルートができた大学です。なので、UCLとは、どんな大学なのかという講義を受けに行きました。 「UCLに行く」と最初に聞いた時、クラスの大…
〈他学年ミニアウティングの日に高3は?〉たっぷり模試の一日……のはずが?

〈他学年ミニアウティングの日に高3は?〉たっぷり模試の一日……のはずが?

去る5月15日は、1学期のミニアウティングの日でしたが、 ミニアウティングが始まって以来、高等部3年生は毎年学校に残って模擬試験を受験する日になっています。 今年の「高3模試の一日」は、たまたま「休息の一日」になりました。 なぜなら、日本から取り寄せていた模擬試験が予定日に間に合わず、到着…
ホーシャム市議会を訪問して

ホーシャム市議会を訪問して

立教があるホーシャムの市議会に見学に行ってきた。 市議会の議長に招待されて訪問することになった今回の見学、テーマは「政治」について学ぼう、というものであった。 最初に議長のオコンネルさんからお話があり、その後、パワーポイントによるプレゼンテーション、そして最後に質問タイムという流れであった。 …
「自分を誇れる自分」

「自分を誇れる自分」

 「UCL」今まで聞いたこともない学校だった。私は今回アウティングで「UCL」という大学に行った。「先生のお話、長そうだな。」そんな気分で、私は「UCL」という大学を訪れた。「UCL」に着いた時、立教の周辺とは違う都会の雰囲気と、日本の大学とは違う広大な敷地におどろいた。先生のお話は、想像とは違い、…
「可能性×可能性×可能性」

「可能性×可能性×可能性」

「アウティング。」アウティング当日の数日前からその話題を聞くようになった。ほとんどの人が楽しみなようで、その会話をしている人達は笑顔だった。だが僕は、学校の外へ行くという実感がなかったし、何より楽しみではなかった。多くの人が楽しみにしていた食事、ショッピング、博物館見学、どれにも大して興味は無か…
球技大会代表キャプテンになって 『一人一人の全力の努力。同じ一つのチームにいて、一つの目標を一緒に目指す。』

球技大会代表キャプテンになって 『一人一人の全力の努力。同じ一つのチームにいて、一つの目標を一緒に目指す。』

「代キャプやりたい人!」「はい!」「女子もう一人誰か!」「え、やりなよ!」「え? じゃあ、はい!」そんな感じで決まった代キャプ。代キャプとは、代表キャプテンのことで、全校を分けた2つのチームから男女二人ずつ選ばれる総合キャプテンです。私は青組の代キャプになりました。 代キャプといえば、明るくて…
球技大会『入学式からたった二週間で行われる球技大会の意味。』

球技大会『入学式からたった二週間で行われる球技大会の意味。』

私は高2でこの学校に入ったので、今回が二回目の球技大会だった。去年の球技大会と、今回とでは、私にとって全く違うものだった。 去年は初心者で、先輩についていくだけだった。今年はキャプテンを支えつつ、下学年をひっぱっていかなくてはいけなかった。 スポーツが大好きで、負けず嫌いな私にとって、球…