大英博物館茶道講演会での感想「本当に茶道で大切なのは、『もてなしの心』」

大英博物館茶道講演会での感想「本当に茶道で大切なのは、『もてなしの心』」

 今回の講演を聴いて、私の持っていた茶道に対する心構えが間違っていたことに気付きました。私にとって茶道は、ただ自分が楽しむだけのものでした。ですが、本当に茶道で大切なのは、「もてなしの心」なのだと感じました。長年茶道をやっている人にとっては、理解しているのがあたり前のことなのかもしれませんが、茶道を始めたばかりの私は、そんなことを気にしたことがありませんでした。だから、私にとって茶道では自分が楽しんでいるというのはもちろんですが、相手のことを考え、もてなす気持ちが大切だということを学べたのは、これから茶道をやっていく上できっと役立つと思います。また、今の私には、相手のことを考えられるほどの技術はないので、いつか相手のことを考えられるくらいにまで技術を磨けたらと思います。

(中学部3年生  女子)

  

 桜井宗梅先生は初めてのお茶の先生です。それ以来私はお茶が好きで、習ってきました。呈茶の時、お茶を運んできてくださる人たちがとても丁寧に気を使ってくださり心があたたかくなりました。裏千家の、前代のお家元の方と小さい頃に一度ぐらいお会いしたことがありました。その時は私が小さかったので、あまり記憶にはありませんが、とても楽しかったのを覚えています。今回はこの間の時よりも難しい言葉がたくさんありましたが、大宗匠がおっしゃった掛け軸に書かれていた「無」についてはなんとなく理解しました。「無」ははじめて聞いた言葉だったので、私の心に響きわたりました。

(中学部1年生 女子)

 

 小さい頃茶道を少しやっていました。ですがもう小さい頃すぎて覚えていませんでした。茶道企画としてやっていけるのかと心配しているそんな時に、この講演会がありとても勉強になりました。お茶のすばらしさを改めて感じました。今後も茶道企画をがんばっていきたいです。本当に今回はとてもすばらしい講演会に行かせていただいて感謝しています。ありがとうございました。

(中学部1年生 女子)