春休みを終えて

春休みを終えて

今回の春休みもイギリスで充実した期間を過ごすことができました。同じロンドンに住んでいる友達と遊びに行ったり、家族で出かけたり思い出が多くできました。5月には元号が「平成」から「令和」に変わるという、日本人にとって大きな出来事もありました。その頃のイギリスはEUを離脱するのか、しないのかで国中が騒がしく自分が大きな歴史の節目の中にいる感じがしました。二週間ですが、語学学校にも通いました。私のクラスには、ドイツ人、韓国人、イタリア人と世界の様々な国から来た人達と一緒に授業を受けました。中でも特に印象的な出来事を話したいと思います。

やはり、どの国から来ている人も気になる話題は同じ、EUの離脱についてです。イギリスがEUを離脱するということは世界に大きな影響を与えます。特に今現在、イギリスに住んでいる私達の生活にも様々な変化がもたらされる可能性が高いです。

「もしEUを離脱したらイギリスではイモしか食べれなくなるわね。」

とイタリア出身の方がジョークのように言っていて面白かったです。その人の言う通り、イギリスで安く売られている野菜などの食料品の多くが他のヨーロッパの国々から輸入しているものです。EUを離脱するということはそういったEUの恩恵もうけることができなくなるということだなと改めて思いました。皆ちゃんと社会で起きていることにしっかり目を向けて自分の意見をもっていることに驚きました。自分もニュースを見て、毎日社会がどんどん変化していくなかで自分の意見を持って主張することのできる人にならなくてはと感じる春休みでした。

(高等部2年生 女子)