Oxford University Experience 研修報告書①

Oxford University Experience 研修報告書①

私は今回の研修を通して学んだことが二つある。

一つ目は授業内で積極的に発言することで自分自身の記憶に残りやすくなることである。これはあくまでも自分が感じたことだが、普段の日本語で学ぶ授業とは違い、今回はBiologyのように英語のみでの授業だったため、理解に少し時間がかかることがあったし、その場ですぐに覚えることができない部分も多くあった。しかし、自分が発言したり、声に出して復習した内容に関しては授業が終わった後でも覚えているものが多くあるからだ。

二つ目は街を散策することで知ることができるものが多くあるということだ。この研修で自分のためになったと思うことはいくつかあるがそのうちの一つに日常の中に溶け込み、英語がある環境で過ごすことで知ることができる単語があるということだ。もちろんこれはアウティングなどでも感じる、あるいは学ぶことができることだと思う。しかし、アウティングとは違うと思うのは英語を使い、英語でしか言葉が伝わらない環境に身を置けるということだ。ハーフターム中に行ったホームステイでも似たようなことを感じたが今回は前回よりも自由時間が多かったからかより強く感じた。

私が特に記憶に残ってる授業はファッションの授業だ。そもそも、このオックスフォード研修を選んだ理由はファッションについて学べる授業があったからである。服などに興味があるため、有名なデザイナーやそのブランドの歴史などについて学べたら面白いと感じたのがきっかけである。やはり、興味がある分野だからなのか他の分野も興味深かったがファッションの授業が特に頭に残り、楽しかったと感じた。

何度様々な研修に参加してもその度に色々なことを知ることができるのがとても楽しいし、良い部分だなと思う。行き先が違ったり、滞在するところが寮かホームステイかだったりで全く生活の仕方が違うし、自由時間の使い方や楽しみ方が変わる。だから、私はこれから先も沢山の場所に行って様々な形の研修を受けてみたいなと思う。例えばもっと期間が長かったらその街のことや周りの人達の人柄をよく知れるようになるだろうし、反対に短ければもっと積極的にいけるのかもしれないななどと感じる。

もっと色々な選択肢を持てるように努力していきたい。そのために、具体的な努力の仕方として自分が話したいこと、伝えたいこと、考えていることを英語に変換できるという勉強法を試してみたいなと考えている。他にも勉強などをしていき、どのくらいできるようになるかは分からないが、学ぶこと自体を楽しめたらよいなと思う。

(高等部1年女子)