中学部3年アウティング作文(刻む)

中学部3年アウティング作文(刻む)

もう前回のアウティングからどのくらい経ったのかわからない。そんな中、今学期はアランデル城に行った。久しぶりのアウティングはとてもリフレッシュができた気がしたし、クラスの仲の良さを改めて感じた。

なんだかアウティング前日は、妙にソワソワしていた自分がいた気がする。どうしてかは正確にはわからないけれど、きっと楽しみで仕方がなかったのだろう。もちろん当日は楽しめることがたくさんあった。アランデル城に行ってたくさんの写真を撮った。友達との写真でカメラの写真が一挙に増えた。新しい場所にみんなで行くのは、学校で毎日同じ日常を過ごしている私達には良いスパイスだったのかもしれない。きっとそうだと思う。

個人的には何よりも一番楽しみだったのは昼食だ。学校では食べる機会が少ない中華が食べられるレストランに行った。みんな事前にメニューを見て予約していたが、それで足りるか不安でたくさん頼んでいた人もいた。実際に出されたものを見てみるとすごい量だった。ちょうどよい量を頼んで安心している人、頼み過ぎて食べられるか不安そうにしている人、挙句の果てには「食べれない (笑)」と残す人。ちなみに私は、ちょうどよい量を頼んで満足していたが、いざ食べ始めると意外と量が多く、でも頑張って食べた人だ。クラスのみんなでワチャワチャ食べるのは本当に楽しかった。色んな話をして笑い合えるあの空間が楽しくて仕方がない。そして、改めてクラスの仲の良さを知ることができた。

もしかしたら、このメンバーでのアウティングは最後なのかもしれないと思っている。このメンバーで過ごせる時間が終わる日が刻一刻と迫ってきているのだ。来年には、高1で新入生がたくさん入ってくる。やっぱりこの少人数での思い出はとても貴重なものなのだ。だからこの気持ちはしっかりと胸に刻んでおこうと思った。
(中学部3年生 女子)