ミャンマーの裏側に

ミャンマーの裏側に

僕はミャンマーの裏側を見ました。それは酷いものでした。なのでいつかそんな人達を国際的に助けてあげたいと思いました。

ある日、ミャンマーに行くことになり、何をするかも聞かずに行きました。ホテルもなかなか良いところだったので、本当に発展途上国かを疑うくらいでした。お父さんが仕事に行ってくると言ったものだから、ついていきたいととっさに言ってしまいました。お父さんの行くところは普通の建物ですが、その途中に上半身裸の男の子がいたのを見かけました。建物から近かったので、一人で行くことを許可されました。行ってみると、そこは道がなく土でした。見たものはまさに教科書のような光景でした。

そこから歩いていくと家がテントになっていきました。みんなにもジロジロと見られましたが、勇気を持って進みました。すると上半身裸の男の子が手を振ってくれました。なぜ僕に手を振ってくれたのかは謎ですが、僕は何かできないかと帰り道で考えました。その時、近くにスーパーマーケットがあることに気づきました。そこでお小遣いを全部使って水をできるだけ買ってその子のところに走りました。その子に水を一本あげると嬉しそうに帰っていきました。他の人にも渡しました。

今回、本当にささやかですが、その子の力になれた事が自分でも嬉しく思います。なので、いつの日にかその子の未来が輝くように、日本からではなく世界で活躍して、その子や他の人達が笑顔になる仕事をしたいと思いました。

(中学部3年生 男子)