「全校生徒・教員・スタッフー 学校中の全ての人達が一枚の大きな写真に収まる日、全校写真撮影が行われました。」

「全校生徒・教員・スタッフー 学校中の全ての人達が一枚の大きな写真に収まる日、全校写真撮影が行われました。」 「全校生徒・教員・スタッフー 学校中の全ての人達が一枚の大きな写真に収まる日、全校写真撮影が行われました。」 「全校生徒・教員・スタッフー 学校中の全ての人達が一枚の大きな写真に収まる日、全校写真撮影が行われました。」 「全校生徒・教員・スタッフー 学校中の全ての人達が一枚の大きな写真に収まる日、全校写真撮影が行われました。」

学校が始まってから1週間が経ち本格的に2学期が動き始めた第2週目、920日に全校写真撮影が行われました。

 

天気は曇り、風の無い穏やかな朝だったので、写真撮影には最適。午前中の授業が始まる頃から撮影業者が来て体育館の隣の校庭に大きな足場を組んでいきます。全校生徒、日本人・イギリス人の全教員、キッチンスタッフやドメスティックスタッフ、事務のイギリス人など学校にいるあらゆる人たちが毎年同じ写真の中にその年その年の姿を収めます。先週入学したばかりなのにもうすっかり友達と打ち解けている新入生達、そして去年の写真撮影後に入学した生徒達にとっても今回が初めての全校写真撮影です。

 

2時間目が終わると全員中庭に集合。背の順に並んでから高校3年生を先頭に撮影場所に向かいました。撮影スタッフの指示に従って足場を登り、赤ネクタイの高3が全員並び終わったところで、撮影スタッフが何気なく言いました。

「さぁ、真ん中にいる君たちがお手本だからね。しっかり並んでいてくれよ。君たちを見て他の生徒達も台に上がって並んで行くんだからね。」

 

そのセリフが妙に意味深く思えたのは、彼ら高3にとってはこれが最後の全校写真撮影であり、そして始まったばかりのこの学期が実質上最後の学校生活である事をふと思い出させてくれたからかも知れません。自分達が最高学年の赤いネクタイをして写る最後の写真、いつかこの日がくる事は知っていても、いざその時がくるとその思いはちょっと複雑なようでした。精一杯の笑顔を浮かべながら今年の高校3年生も貫禄十分な姿でその大きな写真の真ん中にしっかりと収まりました。