M1・国語・授業レポート③

M1・国語・授業レポート③

中学1年生の国語では、「ダイコンは大きな根?(稲垣英洋)」を読み、説明的文章の構造や指示語、接続語のはたらきについて学習しました。その後、1学期の締めくくりとしてハーフターム中の出来事を説明文にまとめるという取り組みを行いました。立教ではじめての学期を過ごした中学1年生にとっては、ハーフターム中の特別食や青空の下での食事、そしてドミトリー替えなど普段の生活とは異なる時間を過ごすことで、学期後半に向けて気分転換することができたのではないかと思います。自分の意見を伝えるうえでも、説明的文章の構造を学び、相手にわかりやすく伝える工夫を心がけることは重要です。今後、クラスや学校全体での活動の場が増えていくことが予想されますが、今回の取り組みやクラスメイトの作品を鑑賞するなかで学んだことをいかして、来学期からの学校生活を過ごしてほしいと思います。今回は生徒作品の中から5つを紹介します。

「ハーフタームの食事」
 ハーフタイムではいつもの立教食とは異なる、様々な美味しい食事が出てきます。今からそのうちの4つの食事を紹介します。
 1つ目はフィッシュアンドチップスです。立教では毎週金曜日のお昼ごはんに出てくるのでみんなはよく知ってると思いますが、フィッシュアンドチップスはイギリスを代表する料理の一つです。タラなどの白身魚のフライに、棒状のフライドポテトを添えたもので、イギリスではファストフードとして親しまれています。立教ではよくタルタルソースが出てきますが、イギリスではお酢と塩で食べる方法が伝統的だそうです。ハーフタームでは、揚げたてのフィッシュアンドチップスが出ました。
 2つ目はBBQ(バーベキュー)です。バーベキューというと、友達や家族と一緒に海やキャンプ場などでお肉や魚介類を楽しく調理して食べるイメージがあります。ハーフターム中のBBQは、想像と異なり、よく立教食で出てくるハンバーグやチキンを外で焼いたものでしたが、みんなで外で食べるといつもより美味しく感じました。
 3つ目はホグローストです。ホグローストとは豚の丸焼きのことで、イギリスではホグローストパーティーという伝統的なイベントがあるそうです。実際に自分の目で豚が焼かれてる姿を見てみると、とても迫力がありました。皮がパリパリしていてすごく美味しかったです。
 4つ目はアイスクリームバンです。アイスクリームバンはアイスクリームの移動販売車で、ハーフタームのときは立教のために美味しいアイスを作ってくれます。立教食でもアイスクリームは毎週出ていますが、ソフトクリームは出ないので、僕は4つも食べてしまいました。
 このように立教のハーフタームでは様々な美味しい特別食を食べることができ、食事の時間も楽しく過ごすことができます。また、その多くはイギリスの伝統的な食べものでした。皆さんもぜひ食べてみてください。