立教英国学院

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各教科レポート

ヒエログリフ解読の謎を解く為、大英博物館で本物のロゼッタ・ストーンを見て来ました。





「先生!どーやってヒエログリフは解読されたんですか?」
 
古代エジプトの授業中になされた質問です。
この質問への答えが、高校一年生の大英博物館見学のテーマの一つでした。
「ロゼッタ・ストーンの発見が、ヒエログリフの解読につながった」というのは、もちろん教科書に載っています。
さらに、資料集には、カラー写真でロゼッタ・ストーンが載っています。
しかし、ここ立教英国学院は、本物のロゼッタ・ストーンまで、バスで2時間のところに位置しています。
「では、大英博物館へ本物を見に行きましょう!」
世界史教員として、この台詞をさらっと実現できる環境にあるというのは、とても素晴らしいことです。
 
 
6月17日、曇り空のなか高校一年生は大英博物館へミニアウティングに行って来ました。
約250年の歴史を持つ大英博物館は、収蔵品1200万点に及ぶ、いわずと知れたイギリス最大の博物館です。観光名所でもありますから、一度見学に行ったことがある立教生も何名かいました。
しかし、今回は世界史の授業の一環です。遊びに来たわけではないのです。
 
膨大な展示品から世界史を体感してもらうべく、授業に即した以下4つのテーマを設定しました。
 
テーマ1 どのようにしてヒエログリフは解読されたのか?
テーマ2 ミイラを観察しよう!
テーマ3 アッシリア王のライオン狩り壁画から王様を見つけ出そう!
テーマ4 エルギン・マーブルはどこにあったものか?
 
3人ずつのグループを作り 、それぞれ展示室へ向かいました。
テーマ1と3は、こちらから10分ほどの説明をしたのち、課題をこなしていくものです。
ロゼッタ・ストーン前に集合し、説明を受けた立教生は、二つの課題に取り組みました。
一つ目は、ロゼッタ・ストーンの中から5箇所、「あるもの」を探し、書き写すことです。二つ目は、膨大なエジプトの展示品のなかから同様に「あるもの」を4つ書き写すことです。このため、立教生は再びグループごとに分かれて行動を開始しました。
 
「あるもの」とは、カルトゥーシュと呼ばれる、エジプトの王の名を記す時に用いられる枠のことです。カルトゥーシュに書かれているヒエログリフは、すべて王様の名前です。そのため、ロゼッタ・ストーンのなかのカルトゥーシュが、ヒエログリフの解読の鍵になりました。
 
ロゼッタ・ストーンから5箇所のカルトゥーシュを見つけ出すのは、目を凝らして見ないとできません。
「他のお客さんの迷惑になっちゃう。」
と言いながら、しっかり最前列をキープし、ガラスにへばりついて展示品を観察していました。
さて、再びグループ行動を開始した立教生は、様々な展示品の中から目を凝らしてカルトゥーシュを探し回っていました。
ワークシートの補足資料から王の名を推察する生徒、より美しく書き写そうと真剣な顔つきの生徒、歩き回って疲れてしまった生徒、など予想以上に真剣に取り組んでいる姿を目撃することができました。
 
 
彼らの奮闘ぶりを、ぜひ写真とワークシートの記述から、感じてください。
「来学期、また大英博物館にいきたいです!」という感想がポロッと出てきました。
本物から学ぶことの面白さを、少しでも感じることができたのではないでしょうか。

 

 

世界史教科レポートワークシート.jpg

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