立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

町を歩きながらイギリスを感じた「ケンブリッジ」




 私たち高一は、アウティングでケンブリッジへ行った。毎年高一はケンブリッジと決まっていて、先輩方から色々と聞いていたが、先輩によって言うことが違ったために、結局どんな所か分からないまま当日を迎えた。

 二時間半もかけてケンブリッジに到着した。きれいな町だよ、と先生がおっしゃっていたことが納得できるような景色がバスをおりた瞬間広がった。ロンドンの町並みとは違う、もう少し落ち着いていて、けれどもイギリスを感じさせるような景色だった。立教の建物も英国らしいが、久しぶりに見る'町並み'はとても新鮮だった。ヨーロッパの建物は、似ているのに国ごとに少しずつ違うのが不思議だ。私はドイツに住んでいるが、あの重苦しさはどこにも見当たらない。町を歩きながらイギリスを感じていた。

 今回、私が一番楽しんだのはパンティングだ。ケンブリッジの川を船で渡るものであり、クラスメイトと一緒に乗った。漕ぎ手は若いお兄さんで、町の景色をみながらガイドもしてくれた。川を下りながらクイーンズカレッジやキングスカレッジなどたくさんの大学を見た。ガイド中に「ケンブリッジ大学はなく、三十一の大学をまとめてケンブリッジ大学なんだ」と聞いたときには驚いた。てっきり「ケンブリッジ大学」というものがあると思っていた。

 漕ぎ手のお兄さんは気さくな人で、橋の下を渡るときなどに、頭がぶつかるギリギリ手前で頭を下げるなどして楽しませてくれた。パンティングに自分も挑戦してみた。川が浅いため、ただの鉄のパイプを底につけて押すだけなのだが、これがかなり難しい。まず、鉄の棒が重くて持ち上げられなかった。何とか川の底を押すことができても、右に寄りすぎたり左に寄りすぎたりとなかなか上手くいかなかった。だが町を歩いているだけでは見られない景色も見れて、とても楽しめた。

 その後も、紅茶とスコーンを食べていたら集合時間に遅れたり、パーカーを値切ったらすんなり二ポンドほど安くしてくれたり......とても充実した一日を過ごせた。自分と全く関係のない人と英語で会話することも楽しめた。しかし、ケンブリッジにいる若者がみんな賢くみえてしまうのは不思議だった。

(高等部一年生 女子)
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