二学期アウティング:「この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。」

二学期アウティング:「この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。」 二学期アウティング:「この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。」 二学期アウティング:「この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。」 二学期アウティング:「この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。」
 僕は、二学期のアウティングで、ライムリージスに行きました。ライムリージスは世界遺産のひとつで、ジュラシック海岸の中央あたりに位置する港町です。
 ライムリージスのがけから中生代の一億八千万年間に地球に存在した生物の化石が多く発見されています。特にメアリー・アニングという人が見つけた魚竜と首長竜の全身化石は古生物研究に役立ったそうです。
 僕は、当然化石を取りに行ったのですが、化石を取るだけではなく、多くのことを学びました。首長竜のプレシオサウルスという生物の化石を取り出した地面はそのままではなく浜辺にコンクリートを入れてありました。
 化石がよく取れる日は雨の日だといいます。なぜかというと、水にぬれると化石とただの石では色がちがうらしく、わかりやすいようです。ですが僕達が行ったときは晴れてしまい、十個以上を目標に捜したのですが八つぐらいしか見つからず、残念でした。
 ライムリージスの町なみは、アンモナイトの電灯や、アンモナイトの看板があったり、アンモナイトをさまざまな所にかいてあったりしていて、おもしろい町でした。この町はアンモナイトを愛しているように感じられました。
 そして、ライムリージスの町には、坂があり、それを上がるのに疲れたので家が坂の上にある人は、大変だなと思いました。その坂の上の方を、浜辺から見ると、崖があり、その崖を見ると、色が違い、時代が変わると、違う色の土が積もるのだなと改めて感じました。
 今回、化石を取りに行くときに案内してくれたガイドさんが言っていたのですが、化石をとる時は、石のどこかにわれやすいようになっている部分があり、そこをたたかずに、ただ適当に力まかせにトンカチでたたくと、アンモナイトがきれいにとれないことがあるそうです。僕は、人生でやらないような体験ができて、しかも、思った以上に楽しく、化石自体は少ししか取れませんでしたが、いい思い出になりました。
(中学部1年生 男子)