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立教生が綴る英国寮生活

夏の終わり


夏休みが終わる直前、僕は模試を受けた。夏やってきたことを全て出すべき場であった。だから、僕は相当な気合いを入れていた。しかし結果は最悪。

僕は夏、もし勉強していたかと聞かれたら、した、と十分答えられるくらい勉強した。僕には夏の勉強に関すること全てを記録したノートがある。きちんと計算したことはないが、一日の平均勉強時間は13時間。少なくとも、夏休みの約50日間、毎日10時間以上は机にかじりついていた。ご飯を食べている時でも、塾に通う時でも勉強していた。息抜きをした日は3日あった。それでも10時間は勉強していた。毎朝5時50分に起きて、12時過ぎに寝る。規則正しい生活もきちんとしていた。これでも、死ぬほどやったつもりではないが、十分やったとは言えると思う。それなのに、だ。

模試は、受けている最中でも感触は悪かった。今まで、受験勉強を始めてから、模試の成績も、ましてや判定なんてものも気にしたこともなかったが、この模試に関しては悔しくてしょうがなかった。
昨年の12月から僕の成績は上がっていた。特に国語なんて著しい変化を遂げた。英数も成長が見受けられる。社会だって基礎も前より身についていると実感できる。
受験勉強を始めてから初めての挫折だった。模試が終わって、自己採点を終えて会場を出た時、夏のすべての時間が無駄にさえ思えた。
涙が出ていた。台風が近づいていて、大雨だったのは幸いだった。

次の日、また僕はいつも通り5時50分に起き塾に向かった。しかし、思考回路が止まっていて手が進まない。だめだ、と思い、近くの公園に行った。なんでなんだ。あれこれと原因を考えていた。思えばこんなに僕を本気にしてくれたものはなかった。今までの自分を見て、夏にあんなに同じことを繰り返すことができたのはあり得ないとまでも言えることができよう。自分は明らかに成長しているんだ。ましてや今も成長している最中なんだ。どうして結果が簡単に今出よう。そもそも、こんなに努力したことがないのにいつ成功が来ることを知っているんだ。今、やらなければいけないことはただ努力し続けるだけ。

「よし、やるか。」
僕は塾の自習室へと帰って行った。


(高等部3年生 男子)

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