四季の木をつくるために

四季の木をつくるために

立教での2度目となるオープンデー、今年は茶道のフリープロジェクトにも参加した。オープンデーの準備期間に入ったとき、もう勉強しなくていいのだと思うと気分は最高だった。去年は折り紙を折ったり、パンフレットを作ったりする仕事を担当していたので、今年はもっと楽しそうな模型班のグループに入った。しかし、それがすべての始まりだったと言っても過言ではない。

今回のテーマは江戸。江戸といえば、桜の木を描いた絵をよく見る。そこで私たちも桜の木を作り、教室の真ん中に配置することにした。しかし、去年のオープンデーでは先輩方が桜の木を作っていたことを思い出し、なにか工夫できないかと考えた。その結果、春夏秋冬すべての季節を1つの木で感じられるようにしようと考えた。木の幹の完成には4日かかった。そこから、花びらを作り始めた。幹が完成したので枝をつけようと思ったが、どのようにつけるかを具体的に考えずに作り始めてしまっていた。幹の表面に枝を取り付けようと考えたが、必ずどこかに倒れてしまって、全くうまくいかなかった。仕方なく、幹に穴を開けてそこに枝を差し込むことにした。結構うまくいったが、時間がたつと枝が落ちてきて、まるでしおれたようだった。枝がしおれてしまうことは一旦おいておいて、気分転換に枝に花びらをつける作業に取り掛かった。桜は結構簡単で、お花紙でつくった花を両面テープで枝にくっつけるだけで満開の桜を表現することができた。しかし、他の季節の表現は難しかった。夏は青い葉で、秋は紅葉であらわすことにした。葉っぱとなる模造紙を切る作業が大変だったけれど、手伝ってくれた人がいたので早くに終えることができた。そしてまた、枝を付ける作業に戻った。どうしてもしおれてしまうのでクラスのみんなにもアイデアを出してもらった。すると、幹の中に入れていたおもりに糸をくくりつけ、それを枝に結びつけることで釣り上げてみてはどうかという意見があがった。その子にも手伝ってもらいながら、枝を釣り上げることができた。明日はオープンデー当日、もうあと1日だった。急いで残りの花や葉、そして冬を表現する雪を枝につけた。なんとか準備期間最終日を終えることができた。最後の最後に枝につけていた花がパラパラと落ちてくるアクシデントがあったが、本物の木らしくてそれはそれでいいとも思った。

オープンデー当日。教室の真ん中に配置した木が倒れたり、枝が取れたりすることを心配していたが、無事に一日を終えることができた。今回のオープンデーでは初めて模型作りに挑戦した。模型作りは思ってもいないハプニングも多く、難しいこともあったけれど、終わってみれば楽しむことができたと思う。来年はまた違うことにも挑戦したい。

(中学部2年女子)

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