あっという間の夏休み

あっという間の夏休み

 二学期が始まりました。一学期が終わり、夏休みが始まったと思ったら、もう二学期です。二ヶ月間は長いと思っていたけれど、実際に日本で過ごしてみると本当にあっという間に夏休みが終わってしまいました。

 一学期が終わり、日本に帰りました。その時は久しぶりに家族に会えて、本当に嬉しかったです。今まで家族と過ごす生活が当たり前だったので、三ヶ月間、イギリスで、友達と生活しながら家族と離れて暮らすことは初めての経験でした。そのため、久々に家族に会えたことが本当に嬉しかったし、自分の家にいるだけでもとても安心できました。また、自分の家というのはすごく居心地の良い場所であることを発見しました。

 夏休み中に、小学校時代の友達にも会いました。みんな違う中学校に通っているため、それぞれの学校の話もたくさんしました。やはり、日本にいても、イギリスにいても、友達というのは一緒にいるだけで楽しいし、安心します。だから、また会えなくなると思うと本当に寂しいです。でも、「冬休みも会おうね」と友達に言われると、また三ヶ月間頑張ろうと思えました。

 イギリスの寮生活は、すべてがきっちりと決められており、はじめは生活するだけでも本当に大変だったのですが、三ヶ月もいると規則正しい生活を送れるようになっていました。しかし、日本にいると、自分の家なのでやりたいときにやりたいことができます。何時に寝て、何時に起きるかなど、自分の好きな様に過ごすことができました。すると、イギリスで整っていたはずの生活リズムが崩れてしまいました。だから、二学期は、また生活リズムを整えて健康に過ごしたいです。

 あっという間に夏休みが終わり、気がついたら空港にいました。空港で家族から離れるときには、家族にたくさん手を振りました。だんだんと家族が見えなくなり、すごく寂しくなりました。その時、今からでも家に帰りたいとさえ思いました。でも、またイギリスでの寮生活が始まるので、少しずつ自分が成長して、その成長を家族に伝えたいです。だから、この三ヶ月間、寮での生活を楽しみながらも、勉強などをしっかりと頑張りたいです。また冬休みに家族に会えることを今から楽しみにしています。
(中学部1年女子)