春休み

春休み 春休み

春休みは、1週間だけだが日本へ帰った。1年ぶりに様々な友達と会うことができた。ロンドン日本人学校の子とご飯を食べに行ったり、地元の子とお泊り会をした。ここ数年はロンドンに住んでいる上に最後に日本に帰ったのは高校入学前だったので、ずっとSNSで見て憧れていた日本の女子高校生のような生活を送れて、とても楽しかった。ゲーセンに行った際には外国人同士が話している内容が聞き取れるようになっていることに気が付き、イギリスに行く前と比べて自分自身の成長を感じた。また、盛岡にいる祖父母に会いに行ったときには、祖父と一緒に夕食を作った。私が小さいときから祖父母の家に行った際には必ず食べているポテトサラダと唐揚げを作った。10年ぶりに祖父と一緒に料理ができてとても良い思い出となった。空港には沢山の人がいて、コロナ前の生活に戻ったことに感動した。コロナ禍で空港を利用した際にはロビーに人が1人もいなかったのに、春に訪れたときには溢れかえるほど沢山の人がいた。

その後は、北アイルランドとアイルランド共和国にも行った。北アイルランド以外のUKの国には行ったことがあったので、イギリス最後の場所となった。北アイルランドはイギリスよりも建物の色が暗いと感じた。イギリスは赤いレンガだけでなく白いかべの建物があったりしたが、私が訪れたベルファストやダブリンは暗いレンガでできた建物が多かった。町並みがドイツに似て殺風景だという印象を受けた。イギリスと違い、アイルランドでは1階の道路に面した大きな窓に銀色でできた華やかな花の置物がおいてある民家があった。そのため、道を歩いていて楽しかった。またアメリカ英語を喋っている人が沢山いて、アメリカ人のルーツがアイルランド人だということを身を持って学べた。

春休みは色々な場所を訪れることができた。これからもどこかに旅行した際には自分が以前訪れたことのある国々と比較しながら、差異を見つけて楽しんで行きたいと思う。

(高等部2年女子)