編入への決意

編入への決意
私が立教英国学院のことを知り、入学をしたいと思ったのは1月です。そのことは、二次試験に合格するまでは、誰にも伝えませんでした。
立教から合格通知が来たと母に知らされたときは、とても嬉しかったです。しかし、今の生活が一転するという不安や、大好きな友達、家族と二年間遠く離れて暮らすという寂しさもありました。
それから数日後、私は今までお世話になった方々、クラスや部活動の仲間に伝えました。伝えたときは本当に行くんだと実感が沸いてきて、とても悲しかったです。クラスのみんなに伝える時は涙が流れました。けれども、その私と一緒に泣いて、さびしいけど頑張ってね、と伝えてくれるみんなが私を囲んでくれました。部活のメンバーもとてもショックを受けた様子でした。それから、頑張ってね、と拍手をしてくれました。そんな素晴らしい人たちと別れるのは本当に辛いです。そのことを考えると目に涙がたまります。しかしみんな、頑張れと強く背中を押してくれました。
小学校三年生から続けてきたソフトテニスも地区の室内大会で辞めました。中学生のときからのペアと楽しく最後までプレーができました。だから切り替えをしたいです。
私は今、悲しい気持ちもあるけれど、ホームページを何回も見て期待や希望を持っています。商業高校に通っていたし、二年生からだから少し遅れていると思います。けれども早く遅れを取り戻したいです。勉強もだけれど、クラブ、寮生活を通して規則正しい生活をして、社会での規律を沢山学びたいです。それと、もうすでに分かったけれど、自分の周りの人の優しさや大切さも学びたいです。
そして、こんな機会を作ってくれた両親と、日本に残って暮らす祖母や兄にも感謝の気持ちを持って二年間を有意義に過ごしたいと思います。
生活の中で自分のことは自分でするだけでなく、周りの人や妹のことにも少し気を配って生活できるようになりたいです。
(高等部2年生 女子)