2度目のブルーベル見学

2度目のブルーベル見学 2度目のブルーベル見学

「花なんていつ見たって同じだろう。」と私はブルーベル見学に行く前に思っていた。けれど見学中、友達と話しながら歩いて笑い、歌うと、ふと「あ、実は楽しんでいたんだ。」と気づかされた。前に行った時とは違う場所にブルーベルが咲いていて、違う人と楽しみ、知らなかったものと出会う。それは、初めて歩いた道だったり、新しく入学した同級生の意外な一面など。私はたくさんのことを知った。

中庭に並んで森に向かう。その時から私たちのテンションは上がっていた。いつもより話が盛り上がる。だが森に入ってしばらくたつと私は話さなくなった。いや、話したかったけれど話せなくなったのだ。なぜなら、森の地面はとてもやわらかく沼みたいで、話そうとして前を向けば足が汚れるからだ。汚れるのは嫌だったが硬い地面を歩くより少し柔らかい方がスリルがあっていいと思う。そんなことを考えていたらいつも写真を撮る場所についていた。そこで初めて中一全員で写真を撮った。私はその日一番の笑顔を作った。

私が行く前に「花なんていつ見ても同じだろう」と思ったのは、きっと見学に行きたくない言い訳をしたかったからだと思う。でも仕方なく行くと、楽しくてあっという間に時間が過ぎた。今年のブルーベルは昨年よりも多く咲いていた。

(中学部1年生 女子)