(軽音LIVEの感想文)高校生活最後の軽音LIVE

(軽音LIVEの感想文)高校生活最後の軽音LIVE

今回、高3生は最後の軽音LIVEだということで三曲演奏させてもらった。どの曲も決して簡単ではなくて、暗譜するのがとても大変だったし、覚えても指の移動が追いつかなかったりとかなりチャレンジングな楽曲だった。それでもやっぱり、できなかったフレーズが弾けるようになったときの高揚感は何にも代えがたいものだったし、みんなでハットで集まって練習する時間も楽しくて好きだった。

最初はみんな自分の楽器を間違えないように演奏することで精一杯だったけれど、だんだん回数を重ねるにつれて曲としての完成度があがっていって、弾いていてとても楽しかった。私にとってはまだ今回が二回目のLIVEだったけれど、自分を含め前回やったときよりも確実に全員レベルアップしていて少し感動した。

本番はやはり緊張などもあってうまくは行かなかったけれど、堂々としていたから絶対間違えたことなんかバレていないしオーディエンスには淡々とベースを弾く私の姿しか見えなかったことだろう。ライブ中はとても楽しくて、多いと思っていた三曲の演奏はあっという間に終わってしまった。

お互い「やばい!」と言い合いながら練習したハットでの時間や、本番前の緊張感、また、演奏直前のバンドメンバーの一体感などがもう味わえなくなるのかと思うと、なんだかとても寂しくなった。もしまた同じメンバーで演奏できる機会があるならぜひやりたいけれど、現実的に自分の進路のことなどを考えると、これが同じメンバーでやる最後の演奏だったんだろうなと実感させられる。せっかくみんなうまくなったのにもったいないという気持ちもあり、なんだかとても名残惜しい。けれど、この軽音LIVEの思い出はきっと何年先も覚えているんだろうなと思うと将来が楽しみだったりもする。大学でもベース弾いてたらいいな。

先生とも一緒に演奏できて楽しかったです。ご指導、ご尽力ありがとうございました!

(高等部3年女子)