12月のケンブリッジ大学研修 生徒報告書〈連載 第1回〉

12月のケンブリッジ大学研修 生徒報告書〈連載 第1回〉

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12月のケンブリッジ大学研修は、低学年の児童・生徒を対象にしています。

小学5年生から中学2年生の希望者が参加した昨年冬の研修から、児童・生徒の感想文を掲載します。

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「ケンブリッジで学んだこと」

私が冬休み最初の一週間、ケンブリッジ研修に参加した理由は、英語で話すことを上達させたいと思ったからです。ケンブリッジに行く前は英語で話していなかったため、「ほとんど英語しか通じない環境で積極的に話す」という目標を立てました。

立教では英語の先生やクリーニングレディースと話していましたが、なかなか自ら話しかけるということはできませんでした。理由は英語で話すことが苦手であり、単話(語)を知らないから間違えたらはずかしいと思っていたためです。

ケンブリッジに行ってからも最初は話しかけられませんでした。自分で英語で話す機会を作らなかったからです。施設にあるものを紹介してもらったときに分からない説明がありました。質問しようと思いましたがはずかしかったので聞けませんでした。そう思っていると、他の人がはずかしがらずに聞いていました。その英語が私の考えている英語と同じだったので、聞けばよかったと後悔しました。ある日施設の人であるピーターさんに話しかけられました。ピーターさんの話す英語が私にも分かるレベルだったため、ピーターさんや授業の先生に話しかけていくようになりました。そこで私が足りなかったのは単語だけでなく、話しかける勇気だということが分かりました。なので、これからは勇気を持って話しかけることに決めました。

日常では、クリスマスシーズンだったのでクリスマスのことを沢山学びました。その中で初めて知ったことがありました。それはイギリスのクリスマスは十二日間続くことです。日本でのクリスマスはサンタさんを持つだけではなく、クリスマスに関係する話が沢山ありました。例えばサンタクロースはセントニコラスという人の名前から由来していることや、第一次世界大戦でイギリスとドイツが戦ったとき、両国ともキリスト教の国だったため、クリスマスを両国で一緒にクリスマスを過ごしたこと等です。このような話からキリスト教ではクリスマスが大事だと分かりました。私も今、イギリスに住んでいるのでイギリスのクリスマスの話と行事を知ることができてよかったです。

この研修を通して学んだことは、今住んでいるイギリスについて初めて知ったことばかりだったので、これからも文化について興味を持って学び英語の勉強に生かしたいです。

(小学部5年生 女子)