Chichester研修レポート①

Chichester研修レポート①

ハーフターム中にイングランドの南に位置するChichester Collegeへ短期研修にいきました。
その時の生徒のレポートを一部紹介します。

実施期間:2023年5月27日~6月4日
場所:Chichester College

今回のハーフタームでは国際交流プログラムとして、チチェスターカレッジ研修に参加しました。研修内容の多様さや内容の濃さももちろんですが、人生で初めてのホームステイを経験できたことはとても良かったと思います。
初日、チチェスターの街についてからホストファミリーの家に到着しました。挨拶を交わした後、お互いのことについて話し合いました。事前にあまり情報をもらっていなかったこともあり、私たちが日本から来たと思っていたようで、ギルフォードにある学校から来たと言うととてもびっくりしていました。また、ホストファミリーの方は目が不自由な方で一瞬戸惑いましたが、中学校までの混合教育で培ってきた経験の元、積極的に手を差し伸べられたと思います。ファミリーからは自分の部屋でゆっくり休みなさいと言われましたが、せっかくのホームステイなので出来るだけ会話をしようと思い、少しの休憩の後色々な質問をしました。
どのくらい留学生を受け入れているのか、ホストファミリーを始めたきっかけなどの質問から、先日のコロネーションや日常の慣習の違い、宗教についてなど多岐にわたって話し、一般のイギリスの家庭の雰囲気を知ることが出来ました。
英語で会話をする中で気づいたのは、ある程度は相手の言っていることを聞き取ることも出来るし、自分の言いたいことの概要は伝えることが出来ますが、頭の中の日本語を的確に表す表現がパッと思いつかないということです。これは語彙力の問題もありますが、「普通のスピードで英語だけで会話する」という経験がまだ浅かったことも影響していると思います。そんな時翻訳サイトを使って調べたりファミリーに聞いたことがその日のNew Expressionとしてジャーナルに残されたので結果的には学びになりました。
ホームステイ以外では研修プログラムを通して今まで関わりが少なかった二組の人や二年生の先輩方と仲を深められたので良かったです。それ以外にも、チチェスターカレッジの先生たちの話や町でやっているイベントを知ると、日本よりも国境を超えた事柄が多かったり、より多様性についての理解が浸透しているなという印象をいだきました。
私の中で最も大きな実りだと思うのは、日常で使えるフレーズを実際に知って使えたことです。例えば買い物の会計でレジの人とした一瞬のやり取りでも、自分の英語が伝わっているのが嬉しかったりひそかな達成感がありました。
今回のような「生きた体験」を重ねていくことで、必要とされている「世界に通用する人間」へと一歩づつ近づく事ができるのではないかと思いました。
(高校1年生女子)