Cambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修を通して感じたこと

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 ケンブリッジとは英国の東部にある多くの歴史を誇る町である。そんな貴重な町のケンブリッジ大学フィッツウィリアムカレッジで一週間という短いようで濃かった研修を受けて感じたことは大きく分けて三つある。

 一つ目は、英語とは言語だということだ。当たり前のことを書いていると思うが、私はたまに英語は良い成績を取るものと思ってしまうことがある。けれども研修を通して英語とは本当は何かを見直すことができた。今までE.C.のクラスは週4日であったり、英国人の先生と話す機会はあったりしたものの、学期末にはテストがあるため、英語を使うというより覚える、書けるようにすることに重点を置いてしまっていた。その後のこの研修中、何度か英語で話し掛けられるチャンスがあった。初めは驚きと緊張だったが話していくうちに楽しくなってついつい質問し、最終的に仲良くなった。その場を離れた後に思ったことは、異国の地では毎日何があるかわからない、面白いということだ。まさか今日友達ができるなんて思わなかった。ここで覚えておきたいのは、「英語を使って」ということだ。もし、英語を学んでいなかったら、日頃コミュニケーションを取る練習をしていなかったら、会話はすぐに途絶えて終わっていただろう。英語とは学校で点数が取れるただの科目なのではなくて、世界の人と繋がるための一つのツールなのだ。

 二つ目はありのままの自分でいられる良さだ。端的に言ってケンブリッジはとても過ごしやすい場所だった。私は日本で歩いているとき車に乗ってる人から見られてるかも、この格好普通だよね?変じゃないよね?と考えながら歩いてしまう。それがケンブリッジではそうではない。そこにいる人はアフロの方、緑髪の方、黒人の方、インド人の方、真っ赤なドレスを着ている方といろんな人が自分が好きな服や髪色、体型で歩いていて素敵だった。十人十色、三者三様というこの言葉のそのまんまだった。そんな環境だからありのままで自分らしくいられて、のびのびと過ごせる喜びを感じた。

 三つ目はまだ勇気が足りていないということだ。研修では多くの講義を聞く機会があり、非常に面白くあっという間に時間が過ぎた。特にDr Duhigによる講義が好きだった。その講義の最後に質問タイムがあり、聞きたいこともあったし、非常に好きな講義だったので感謝の気持ちも込めて質問したいと思った。結果的には質問できたが、他の子の質問に圧倒されて講義の後の個人的な質問になってしまった。その時、みんなの前で声をあげて質問する勇気も自信もないと思い知らされ、頑張らなければならないと痛感した。

 この研修で英語を使うことに関してためらいが一切なくなったと思う。初日はお店で最低限の会話で終わってしまったが、せっかくケンブリッジに来たし、一週間でいなくなってしまうから話そうと、緊張することもなく話すことができた。そして初めは町に馴染んでいるのか気にしてしまっていたが、最後になると素直に馴染んでいると感じた。それは外見の話ではなく、自分自身の意志がきちんとあったり、自分がいたいありのままで過ごせていること、この研修を生かして心から楽しんでいるという点でこの素敵な町に馴染んでいると思った。

 この研修でしか学べないことがたくさんあった。King’s CollegeでEvensongを聴き、芝生の上でシェイクスピアの劇を観て、ケンブリッジの町を巡るPuntingをして、ケンブリッジ大学の生徒の方と一緒にクイズをして、素敵な貴重な場所でDinnerを頂き、帰り道に友達とジェラートを食べ、歌い、アジアンスーパーでお菓子を買い、常に私たちの生活に英語が付いていた。これらの経験ができたのは英語というものがあったからだ。この研修を通して英語の価値を知ることができ、もっと勉強しようという意欲が湧いてきた。この研修が自分の人生の糧、そして大きな一つのステップとなるのは間違いないだろう。それぐらい充実した、有意義な一週間だった。
(高等部3年生 女子)