車いすバスケットボール体験会

車いすバスケットボール体験会 車いすバスケットボール体験会 車いすバスケットボール体験会

2月3日(金)に、本校に2016年リオパラリンピック車いすバスケットボール英国代表・Sarah Hope選手をお招きして、車いすバスケットボール体験会を行いました。Sarah選手は、現在は英国代表のアイスホッケー選手として更なる挑戦を続けています。ひたむきに挑戦し続ける姿勢にも、多くの生徒が刺激を受けました。

今年から立教英国学院は年間を通じて、パラスポーツを通じた教育活動に励んでいます。
パラスポーツとは、健常者の方も一緒に楽しめるスポーツであり、障がいや年齢など様々な違いを超えて誰もが楽しむことができるスポーツです。今回の体験会では、全員が実際に車いすに乗ってプレイすることに挑戦しました。
「車いすバスケットボール」という競技の面白さを、純粋に1つのスポーツとして味わえた貴重な1日となりました。

冬季休業中に日本で開催されましたギフマツナガカップでボランティアとして大会に貢献した、本校の有志団体「I’m Possibleチーム」も、体験会を全力でサポートしました。
経験を活かし、頼もしい活躍でした。体験会後はSarah選手のご厚意で、Sarah選手を交えてI’m possibleチームと試合をしていただきました。
 

以下、I`m Possibleチームより、生徒の感想です。

今回のSarah選手の体験会はかけがえのない体験となりました。障がいを持っている人もそうでない人も同じスポーツを通して楽しい時間を共有できることの素晴らしさというものを感じることができて本当に有意義な時間となりました。
【高等部2年男子】
 

車椅子バスケを教えてもらえるという経験をできたことは人生を生きていくうえで大きなものでした。教えに来てくれたSarah選手は僕達と全然変わらなくて、応援するし、笑うし、思いきり楽しんでいました。このことをもっとたくさんの人が知るべきだし知ることに価値があると思います。
【高等部2年男子】
 

僕達は「I’m Possible」のチームとしてSarah選手と立教の生徒のサポート役として、車椅子やビブス、ボールなど様々な用具を準備したり、プレイしている間や、練習時間でもボールを拾うなどのサポートもしました。みんなで協力して準備もしました。僕はサポートしながら、車いすバスケットボールが1つのスポーツとして面白い競技だなとも思いました。僕もやってみて、「不自由だからやるスポーツ」ではなく、「不自由な人も、健常者もみんな協力してやる」と改めて強く思いました。実際にチームに分かれて、体験の最後にSarah選手と試合をしました。僕は普段スポーツをしているときの気持ちと変わらず、ぶつかったりしてても、頑張ってボールを拾って攻めました。Sarah選手の車いすにぶつかることもありましたが、やったことのないスポーツを全力でプレイすることは楽しかったです。せっかく学校に競技用車いすがあるなら、これからももっと放課後の時間とかを使って楽しみたいです。また、Sarah選手に直接教えてもらったシュートを練習するのも楽しいです。

今回の体験は将来社会に出て、人と触れ合うときや、今回のように仲間とスポーツするときにつながるような大事な体験だと感じました。ここで経験したことを生かしてこれからの生活に役立てていきたいです。
【中学部1年男子】