コロナ禍がもたらしたもの 〜 立教英国学院のICT化

コロナ禍がもたらしたもの 〜 立教英国学院のICT化

1学期、オンライン学習という「特別体験」で生徒たちが学んだことも様々でしたが、立教という「学校」自体もこれを機に大きな変革を遂げました。

これまで細々と進められていた校内のICT化が、4月からの「オンライン授業」を契機に目覚ましいスピードで進み始めました。いち早くオンライン授業を決定し、インフラ整備からソフト面の対応まで様々なことを急ピッチで進め、そして何よりそれを使う「生徒」と「教員」が、様々な苦労を経つつも前向きに取り組んだことがこの大変革の原動力になりました。

1学期のオンライン学習が何とか無事終わると、間髪入れずに次のフェーズへの取り組みが始まりました。折角進み始めたICT化を更に推し進めつつ、またいつ「オンライン授業」に戻るかもわからない状況も鑑みながら、まずは生徒人一人がコンピューターを持って学習に取り組む環境を整えました。もちろん校内全ての建物で光ファイバーのWi-Fi接続が利用できるようにし、各ホームルーム教室には大画面のインタラクティブボードも設置しました。

バブル毎の生活を余儀なくされる状況下では、オンラインで繋がっていることが様々な場面で役に立ちます。接触してはいけない学年同士での交流、遠い日本にいるオンライン学習者も参加できる授業、コロナ禍で全校生徒が一同に会することが出来ない中ZOOMで行う主日礼拝など、ICT機器を利用してネットで「繋がる」ことが出来るのがとても貴重であることを実感しています。

今後もオンラインを利用した学習や教育活動などさまざまな「挑戦」をしていくことができそうです。