高校生と実力テスト

高校生と実力テスト

高校生といえば、実力テスト・中間試験・期末考査、また模擬試験と、テストに追いまくられた記憶はありませんか。立教英国学院でも、日本の高校らしく次から次へとテストがやってきます。但し中間試験はなし。昨年はウサギのごとく追い駆けられ、今年は滝を昇る鯉のごとく前へ前へ立ち向かい、節目節目の試験でまとめと実力評価、新たな目標設定を行います。

3学期も始業礼拝を終えてその日から、高1・高2で実力テスト〈数学〉が行われました。翌月曜日は英語と国語、高1ではこれにG.C.S.E.生物と化学で「英語で学ぶ理科」を一度総復習。なんといっても今年の5~6月にはいよいよ本試験ですから。高2では主要3科目のほかに、文理コース別に理社の選択科目も受験しました。

実力テストの目的は「学校だけの勉強に終わらないこと」。学期中は授業と予復習と宿題と試験勉強とで学習が成り立ちますが、本当に大切なのは、自分自身で「更に学習を昇華(消化)させること」ではないでしょうか。寮生活ゆえに日本の学校より長く取られた長期休暇中、自分なりに努力を続けてこそ、成長があります。それをはかるのが実力テストです。

高1は来るG.C.S.E.本試験へ向けて、また高2を目前にして高1の総まとめが近づいています。中学と大きく異なる高校の勉強はどうだったでしょうか。

高2は大学受験の年の幕開けです。本番までいよいよ1年。冬休みは受験勉強を始めよう-その努力はどこまで実感できたでしょうか。

2012年は昇龍の年。

大きな飛躍があることを心から願っています。テストの結果は、まもなく発表されます。