生徒会主催クリスマスコンサート、高校3年生への最後のメッセージ。

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期末試験が終わるとすぐにキャンパスはクリスマス一色になります。ホールには大きなクリスマスツリーが飾られ、金曜日の昼食にはキッチンスタッフ特製のクリスマスディナーが用意されます。教員室入口には生徒会がクリスマスカードを交換する為のボックスを設置し、今学期の感謝と思いを込めて先輩や後輩、友達や先生方にクリスマスカードを書いてカードの交換ができるようになります。

期末試験中は勉強で忙しかった生徒たちですが、実はこの最後の数日も目の回るようなスケジュールが続きます。水曜日の夜に生徒会主催の映画鑑賞会、翌日木曜日の夜はスクールコンサート、昼間はその為の練習やリハーサル、金曜日にはキャロリングやクリスマス礼拝があります。そして土曜日の帰宅に向けて教室やドミトリーを片付け、パッキングもしなければなりません。そんなに忙しい中で更にもう一つ、生徒会の企画する「クリスマスコンサート」があります。

音楽やダンスを通して高校3年生との別れを惜しむこの「クリスマスコンサート」、いつどこで練習をしたの?と唸らせるようなパフォーマンスの数々が続きます。来学期は日本での大学受験のため学校に戻らない高校3年生の思いが随所に感じられる心温まるコンサートでした。

その後は各学年から高校3年生へのメッセージパーフォーマンス。皆で歌を歌ったり、’贈る言葉’で思いを伝えたり、小学生から高校2年生までがそれぞれ工夫を凝らしてユニークな形でその思いをステージの上から先輩達に伝えました。
そして最後は高校3年生全員がステージに上り、コブクロの「エール」を熱唱しました。歌うにつれ、歌詞の言葉ひとつひとつがこれまでの学校の思い出と重なり、後輩への、仲間への、先生方への思いが次々と込み上げてきました。そして美しく飾られたクリスマスツリーの横で歌い続ける高3の姿を見つめながら、後輩達の目にもいつのまに涙が溢れていました。

「みんなに会えて本当に良かった。いろいろ辛いこともあったけど、みんながいたから乗り越えられた。みんなにも高3になった時にそう思えるように楽しい立教生活を送ってほしいと思います。これまで本当にどうもありがとうございました。」
高校3年生を代表して前生徒会長が後輩達へメッセージを贈って今年のクリスマスコンサートが終わりました。