ガールガイズ

ガールガイズ ガールガイズ
今年度初めてのガールガイズはキャンプ場での活動でした。最初にリーダーから、今日の活動内容が発表されました。ガールガイズは地元の活動ですので、すべて英語で行われます。「今日は最初に小屋の中、トイレ、芝生の上の枝を拾いきれいにします。それが終わったら、Fire Buildingをしてマシュマロを焼き、S’moresをつくりましょう」というような内容の話をリーダーがしてくれましたが、生徒たちは「これから一体何が始まるのだろう」という様子。
立教英国学院からの参加生徒は中学1年生3名、Patrolと呼ばれる班は3つに分かれていましたので、各グループに一人ずつ入りました。この4月から中学生になったばかりの生徒たちの表情は不安そのものでしたが、すぐに同じ班の子たちが名前を覚えてくれました。
最初に始まったのは、グループごとに小屋、トイレの掃除、その後みんなで芝生の上にある枝を拾い集めました。何をしたらよいのか、何を話しているのかもよくわからない状態で、周りの様子をよく見て自分のできることを必死に行う様子は英国での修行の始まりであるかのようです。みんなで協力すると30分ほどでキャンプ場はきれいになりました。
掃除が終わるとFire Buildingの活動に移りました。自分たちで拾った木の枝をきれいにならべ、その上に綿を置き、火を起こすFire Strikerという道具を使い、綿に火をつけます。マッチを使用するよりも安全ですが、使うのは難しそうです。協力して火を起こすことができました。最後にはマシュマロをFire Buildingで焼きそれをクッキーではさみ、S’moresをおいしく食べました。
初めての活動でしたが、現地の子たちとたくさんのコミュニケーションをとることができました。活動中に地元の子から木の実をもらい「What’s this?」で聞いてみたら、「I don’t know」って言われた。同じ班の子が重そうな荷物を持っていたので、手伝う?とジェスチャーで伝え、協力して荷物を運ぶことが出来た生徒、火をおこすときに使用する道具は角度が大切だと気付いた生徒は周りの子が言っている「angle」という単語の意味を知ることができました。綿に火をつけるときには「Catch catch catch ……」、catchってこういうつかい方もあるのですね。
活動する班は毎週同じです。今日は同じ班の何人かの子の名前を覚えることができました。来週は同じ班の子全員の名前を覚えられると良いですね。英語やジェスチャーをつかいながら、お互いの思いや考えを伝え合うことが少しずつ増えていくことを願っています。今後も前向きな姿勢で多くのことに挑戦していきましょう。