高校2年生 アウティング (Brighton & Arundel Castle)

高校2年生 アウティング (Brighton & Arundel Castle) 高校2年生 アウティング (Brighton & Arundel Castle) 高校2年生 アウティング (Brighton & Arundel Castle) 高校2年生 アウティング (Brighton & Arundel Castle)

高校2年生のアウティング第一訪問地は英国南海岸の観光名所ブライトン。数年前に突如ビーチ沿いにお目見えしたBritish Airwayが運営する地上162メートルのブライトンタワー(通称 i360)に「搭乗」しました。
高校2年生全員が乗ってもなお広々とした巨大なガラス張りの円盤。それがゆっくりと地上を離れ、ブライトンの街並みと穏やかに波が打ち寄せる海岸線が少しずつミニチュア化していく様はまるで映画を見ている心地。友達と写真を撮りあったり、遠くの水平線を見つめながら物思いにふけったり、中央のバーカウンターで飲み物を買ったり、丸い大きなフロアーを何周も歩きまわったりと、30分間の「フライト」をそれぞれ思う存分満喫していたようでした。

ここまでは生憎の雨模様でしたが、ブライトンを出発する頃には大きな空もきれいに晴れ渡り、眩しく光る海岸線を眺めながら次の目的地、アランデル城へと向かいました。
今もなお由緒正しいイギリス人貴族が暮らしているというこのお城は、ヨーロッパからの観光客もよく訪れる観光スポットです。威風堂々とした外見はもちろん、内部にある沢山の部屋も驚くばかりのスケールと「本物感」に溢れていました。各部屋に案内の方がいて、ふとした質問にも気軽に答えてくれます。「英語を話す」というよりは、「不思議に思ったことを英語で聞いてみる」くらいの感覚で自然に会話が出来る辺りは流石高校2年生。目の前のダイニングや図書館、チャペルなどが実際に使われている時の様子を聞きながら、イギリス文化の奥深さを肌で感じたひとときでした。

そして最後の訪問地は地元ホーシャムの街。既にハイストリートのお店は閉まっている時間でしたが、街の奥の方にあるレストラン街は少しずつ金曜の夕暮れ時の活気を帯び始めていて、その中をグループ毎に三々五々お目当てのレストランに入って行く生徒達の姿は何とも頼もしい限りでした。約2時間のディナータイムを食後のデザートまで存分に楽しめたグループも沢山あったようです。

コロナ禍の日常の中でとてもいい刺激、そして気分転換になった一日でした。