リロ・トランスユーロ社発行の「Euro News」に本校記事が掲載されました。

リロ・トランスユーロ社発行の「Euro News」に本校記事が掲載されました。 リロ・トランスユーロ社発行の「Euro News」に本校記事が掲載されました。 リロ・トランスユーロ社発行の「Euro News」に本校記事が掲載されました。 リロ・トランスユーロ社発行の「Euro News」に本校記事が掲載されました。
リロ・トランスユーロ社の発行する「Euro News」( Jan/Feb 2014 No.130 [EU版] )の「学校探訪」のコーナーに本校の記事が掲載されました。以下にその記事をご紹介致します。
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とても素晴らしい環境です。
学院はロンドン南郊の緑の中。小学校から高校までの全寮制で161名の子供たちと90名の教職員が家族のような共同体を作っています。11月のある日、学校のオープンデーを覗くとともに、棟近校長先生と岡野教頭先生にお会いしました。
「こんな素晴らしい環境と条件の学校があるなんて。昨今の学校が抱える諸問題がここではウソのようですね。」と私は桃源郷に迷い込んだように、しばし絶句しました。
「ここはセブン・イレブンですからね。」
と校長先生はいたずらっぽく答えられます。
あのスーバーマーケットのことではありませんよ。立教英国学院では文字通り7時の起床から11時の就寝まで、子供たちと教職員は家族のように一緒に生活し勉強します。生徒たちは共同生活で上級生が下級生の世話をし、さらに教職員が見守るというていねいなシステム。
「こんなに恵まれた環境で育つ生徒たちは、社会の荒波に出たら落差にショックを受けませんかね?」と聞いてみました。
「もちろん学校になじめずに帰国する子供たちもたまにいます。でもこの学校生活で人生の基礎を築く子供たちが、その後の荒波をうまく乗り越えていく糧を得ることもまた事実ですね。学校ではキリスト教を強要するわけではありませんが、こうした大家族を社会全体に広げるというキリスト教のバックボーンを学んでくれれば良いと考えています。」
「学校の教育方針は?」という質問をしました。校長先生の説明では、異文化理解、人間教育、語学教育を三大方針にしているとのこと。人間教育というのは「思いやりの心を育てる」ということで、異文化理解では、毎週村の教会に顔を出したりオープンデーに招待したりして村の人たちとの交流を大事にしているとのことです。生徒たちが毎週、英語の授業の一環で街頭インタビューをするのも、イギリス人を理解すると共に度胸をつけることにも役立っているそうです。
オープンデーはとてもにぎやかです。数百人の大家族が売店や展示会で大忙し。この素晴らしい学校で育つ生徒たちはとてもすなおで活発です。学校の教育成果を目の当たりにするようでした。
◇立教英国学院 ウェブサイト www.rikkyo.co.uk
「Euro News」( Jan/Feb 2014 No.130 [EU版] ) リロ・トランスユーロ社