今年も立教生が大活躍、海辺の町の2つのミュージックフェスティバル。

今年も立教生が大活躍、海辺の町の2つのミュージックフェスティバル。
毎年恒例、イギリス南部の海辺の町で行われる2つの音楽フェスティバルに今年も合計15名の生徒が出場した。
一つは2月7日の日曜日にBognor Regisという町で開かれたクラシカルギターのコンクール。本校からは7名の生徒が出場した。本校でギターのレッスンを担当するMr Levtovが開催に関わるギターフェスティバルであるが、今回はクラシカルギター界で活躍中のイギリス人ギタリストであり、ロンドンのRoyal College of MusicのFellowでもあるGary Ryan氏が審査員の一人として加わり、生徒達も少し緊張気味。それでも普段の練習の成果を発揮し各種の賞を獲得した。
そしてもう一つはそれよりもう少し西にある海沿いの街、Worthingで開かれたフェスティバル。このコンクールでは約1週間にわたり様々な楽器演奏者が出場する。本校からはバイオリン、ユーフォニウム、ピアノの演奏者、合計8名が参加した。
毎学期末に校内で開かれるスクールコンサートで舞台上の演奏には慣れているものの、いざ審査員の前で演奏となると初めは緊張の面持ち。でも演奏が始まると皆一様にいつもの調子で堂々と自分の演奏が出来たようだった。練習の甲斐あって、このうち3名は翌日に開かれるチャンピオンシップ大会に出場。連日の外出となったが、チャンピオンシップでも見事な演奏を披露し、ピアノのオープンクラスで本校の生徒が見事優勝、ピアノ部門最高の栄誉、Pianist of the Year に輝いた。
週明けのスタッフルームではMusic Departmentのヘッド、Mrs Suttonも大喜び。それもそのはず、彼女の机の横には、生徒達の獲得したトロフィーやメダル、賞状などが所狭しと賑やかに並んでいた。
今年もまた立教生大活躍のフェスティバルであった。
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本校生徒が獲得した主な賞は下記の通り。
Chichester Guitar Festival
Solo First Prize Cup / Second Prize Cup
Worthing Festival
Winner of Senior Championship Class & Worthing Festival Pianist of the Year, the Harold Dandridge Cup & Trophy
Runner up of Intermediate Championship, the Nora Guildford Cup & Medal
Solo Piano Baroque Class 1st Prize, Festival Cup & Medal
Solo Piano Classical Class 1st Prize, the Doreen Newman Cup & Medal
Solo Piano Romantic Class 1st Prize, the Sydney Clinch Cup & Medal
Solo Piano Baroque Class 1st Prize
Solo Piano Recital Class 1st Prize, the St Mary’s Cup & Medal
Solo Violin Strings Solo Class 1st Prize Medal
Solo Euphonium Recital Class 1st Prize Medal