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立教特派員レポート

日本を知る


私は東京に住んでいるのに、東京のことを全然知らないんだ。

 私は夏休みに研修を受けた。それは2020年に行われる東京オリンピックに来る外国人を、観光スポット等に案内するボランティアだ。私たちのするべきことは、旅行者に東京の魅力を伝えること、東京を好きになってもらうこと、そして何よりも相手の立場に立って行動することである。

 まず人を案内するためには、相手の立場に立ってみなければ相手が何を欲しているのか分からない。そのため夏休みは、すでにボランティア活動をしている方々に東京を案内してもらった。
 そして、冬休みは、実際に自分たちが街中に出て、困っている人を道案内した。偶然にも東京でサッカーのFIFAクラブワールドカップが行われているため、スペインの人が日本を訪れていた。私は新宿の駅近辺で活動をした。最初は人が多すぎて、困っている人を見つけることさえ一苦労だった。困っている人を見つけても、単に待ち合わせしている人や、どこで昼食を食べようか迷っているだけの人のケースもあった。たいてい迷っている人は、スマートフォンを片手に画面を見ながら、街を歩いている人だ。ようやく困っている人にめぐり会えても、近づくと不審に思われてしまう。「ボランティアです。」と言って心を許してくれる人もいるが、やっぱり断られる時もある。「このお店どこですか。」と聞かれても私が現在地からの行き方を知らなければ意味がない。私は新宿をあまり知らないため、教えるのに時間がかかってしまった。

 冒頭の文は私の感想だ。特に海外のお客はオリンピックなどのイベントの時だけ日本に来てもらうのではダメだ。「また来たい」と思ってもらうために日本の魅力を伝えるのが私たちの務めである。そのためにはその場所を知る、日本を知るということの重要性に気づかされた。
 
 私たち高校生の5年後は、大学生か社会人だ。そんな私たちが日本をリードしなければならないのだと改めて実感した。

(高等部2年生 女子)
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