小学校6年生/中学校1年生 社会科英語科合同フィールドワーク

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10月13日(木)、4限の授業が終わるとお弁当を持って出発した小6と中1の16名。
行き先はWEALD & DOWNLAND OPEN AIR MUSEUMです。

先学期から始まった野外学習。英語の授業では既に、外へ出てインタビューしたり、地図をつくったり、様々な取り組みが毎週行われています。社会の野外学習は1学期に1回。先学期はホーシャム(HORSHAM)の街を歩いて地図づくりをしました。今学期は”農業博物館”の見学です。

WEALD & DOWNLAND OPEN AIR MUSEUMは、イギリス南部の建物を移築して集めた野外博物館。500年前や300年前などと様々な年代の建物が一同に会しています。ここでの作業ワークは、あちこち回って建物を観察し、何をするところだったか、どんな特徴だったかをワークシートにまとめてゆくこと。あらかじめ3~4人の小さなグループを作り、写真撮影係も決めました。

自由に回ってよいのですが、特に3つの建物が「通過ポイント」と連絡されました。注目すべき建物で、ガイドがあると更に面白い場所です。博物館ガイドの方もいらっしゃいますが、社会の先生がそれぞれ立って、クエスチョンを与えつつ、ガイドやアドバイスを加えます。

ポイント① BAYLEAF FARMHOUSE
BAYLEAFという所にあった16世紀の富裕農民の住まい。1階の大広間の構造や特殊な材料でつくられた食器、二階のベッドやトイレが注目です。食器はなんと、牛の角や革でできていました。2階のトイレの便座の下は公の通り道・・・。本当に使用したんでしょうか、このトイレ?

ポイント② LURGASHALL WATERMILL
LURGASHALLという所にあた17世紀の粉挽き小屋。池から流れる水によって大きな水車がまわり、これまた大きな石臼が動いて実際に小麦を挽きます。小型の石臼が出ていて、手で回す体験ができました。重くてなかなか大変。これを水の力によって回すのだから、水車小屋というのは、人が開発した道具の中でも本当に面白いものだと思います。

ポイント③ BUILDING CRAFT GALLERY
様々な工具や材料を集めて、鍛冶屋や壁塗り職人、木工職人などの仕事を紹介するギャラリー。辞書で工具や材料を確認しながら、「BLACKSMITH」や「CARPENTER」が一体どんな職業を指すのか推測します。

制限時間は1時間半。どれだけ回ることができたでしょうか?
あちこち面白かったらしく、じっくり観察したグループは「ポイント回るだけで精一杯だった!」 一方で、「たくさん見てきた!」というグループもありました。粉挽きのほか、近世の料理の実演や鍛冶の実演など、イベントも盛りだくさんだったフィールドワーク。学校に戻ってきてから、1週間かけてまとめ作業を行いました。