立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

オープンデイ作文:「We've not made it happen yet!」




 立教英国学院に入学して初めてのOPEN DAYは、恐ろしい速さで駆け抜けていった。あれだけの知恵と労力とこころを注いで準備したはずなのに、今になってみると、まるで徒競走をはたから見ていたような気分だ。
 
 クラス企画の準備は大変だった。学級委員もOPEN DAY経験者もほとんどが係・本部員で、新入生が多いこのクラスでは、1人ひとりが自覚を持って作業するのは難しい。のんびりとした教室内の雰囲気に、危機感を覚えたこともあった。胸の中に溜まっていたものを吐き出したら止まらなくなって、いつまでもあふれ続けた夜もあった。そんな中で得られたお客さまや先生からの誉め言葉や数々の賞。嬉しくないわけがない。閉会式後に友人が言った、「OPEN DAYは楽しんだもの勝ちなんだよ」という言葉が、印象に残った。
 
 しかしどうしてだろう、徒競走を横から見るような、妙な余裕。全力疾走ではない、この感覚。
 
 今回の準備で目立ったのは、計画性の無さと甘い管理体制。日々の計画、実行。反省点を次に活かし、効率化をはかる。物の管理、時間の管理、そして人の管理。なにもOPEN DAYに限ったことではない。当然のこと。そして、当然でいて重要なことだ。たくさんの制約がある中でOPEN DAYだからこそ、それを実感した。
 
 きっとこれらは、大人になってもぶちあたる壁だと思う。単純で、難しい問題だ。わたしたちは、自分たちの能力で辿り着ける到達点に、達しなかった。全力でやりきった感がないのはそのせいだろう。自分たちの持てるパワーで、何かをやり遂げたか、と聞かれれば、「まだまだ!」と答えたくなる。こんなものじゃない、と言いたくなる。
 
 来年は、二回目にして最後のOPEN DAY。後戻りはできない。達成感の裏に苦く広がる、やり残したという思い。これをどう繋げて、どこまでスマートに動けるかが、来年の勝負どころだと思う。
 
 わたしたちはまだ、何かを起こせていない。蕾は、三分咲きくらいだ。
 
(高等部1年 女子)
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