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立教生が綴る英国寮生活

ステイ先でフランスの男の子が気付かせてくれたコミュニケーションへの自信


ステイ先に着き、物がぎっしり詰まったスーツケースを、ホストファミリーに手伝ってもらってどうにかこうにか部屋まで運び入れた。一段落したところで、リビングのソファに座って紅茶を飲んでいると、一人の小さな男の子が母親に連れられて挨拶をしに来た。

私が
「ハロー」
と言うと、その男の子も恥ずかしそうに口を開いて自己紹介をしてくれた。辛うじて聞き取れたのは、
「ボンジュール」
だけだった。

フランス語だということは分かるが、何を言っているのかは全くわからない。ホストマザーのアンさんに、彼が甥っ子でフランス語しか話せないこと、次の日にはフランスに帰ってしまうこと、彼の名前がアレクサンドロだということを聞いた。正直その時は、私も英語すらよく話せるわけでもないのに、英語が全く通じない相手とどう接したらいいか分からなかった。

アレクサンドロは最初とてもシャイな男の子のようだったが、次第に私たちに心を許してくれたようで、いろいろなものを見せてくれたり、一緒に遊んだり、次の日の朝には起きたばかりの私たちのベッドの上で暴れまわった。犬が「シャン」、猫が「シャ」、蝶が「パピヨン」だということも、彼が教えてくれた。文章で話されると、終始彼が何を言っているのかわからなかったが、それでも私はアレクサンドロとコミュニケーションをとっていた。フランスに帰る時、私たちともっと遊びたいと駄々をこねたのは、仲良くなれた証拠だと思う。

アレクサンドロに会って、私はお互いに言葉が通じなくてもコミュニケーションはとれるし、仲良くなれるのだということに気づいた。私は、英語の中でスピーキングが大の苦手だ。通じなかったらどうしよう、文法を間違えたら恥ずかしい、と考えてしまい、どうしても口数が少なくなっていた。でも、フランス語の相手とここまでコミュニケーションがとれたのだから、きちんと勉強している英語ならもっと簡単なはずだと、今回のホームステイで自信を持つことができた。これからはもっと積極的にコミュニケーションをとってみようと思う。

(高等部3年生 女子)
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