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立教生が綴る英国寮生活

川畠成道さんのコンサートを通して


 先日、川畠成道さんというバイオリニストのコンサートがあった。彼は幼少時より視力障害を患い、目がほとんど視えなくなってしまった。その時、私達の想像を絶する苦しみが彼にあっただろう。しかしコンサートでの演奏からも、彼自身からも苦しみや悲しみといったものは伝わってこなかった。それどころか彼からは、自信とバイオリンへの真剣さが伝わってきた。いったい何が彼を立ち直らせ、何が彼をこれまで導いてきたのだろうか。それは夢見ることだと私は思う。
 
 『Let Freedom Ring. 自由は鳴り響け』という演説を知っているだろうか。これはMartin Luther Kingという牧師が、彼の携わっていた黒人公民権運動で行った演説だ。着目してもらいたいのは自由ではない。演説の始めの一説を紹介したい。『I say to you today, my friends, so even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream. 今日は同志に言おう。私たちは今日、そして明日の困難に直面しているが、私にはまだ夢がある。』そして彼は「I have a dream. 私は夢見るのです。」と言い、その後に彼の夢を言い、これを何回も繰り返した。この演説が黒人公民権運動に同調した人々を立ち上がらせたのは「I have a dream.」という言葉だと思う。彼らも異なるものでも、夢見たからではないだろうか。川畠成道さんも夢見たからこそ視力障害に屈することなく、今日のようなすばらしいバイオリニストになれたのではないだろうか。
 
 私たちはどんな状況だろうと常に今日、明日に夢見なくてはいけない。どんな小さい夢でもあるからこそ、先に進めるのではないだろうか。私も最後にMartin Luther King牧師みたいに夢を書きたいと思う。「I have a dream that I have a dream at all the time.」
(高等部3年生 男子)
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