立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

私の青春


私の青春はきっとあの日から始まっていた。この学校に入学する時、父と一緒にロシア経由で来た。そこで事件が起きた。私と父がロシアに到着した時、既にロシアからイギリスへの飛行機は離陸した後だった。入学式の前日はイギリスの高級ホテルに一泊する予定だったが、そのホテルの予約を取り消した。父は近くにいたCAの人に英語で聞き、偶然私達と同じ予定だった日本人のサラリーマンの人にもいろいろ聞いていた。

その時私はまだ英語を習ったことがなかったので、近くの椅子に座り、頑張っている父を見ながら明日の入学式に間に合うのか不安に駆られていた。何時間か経ち交渉の結果、空港の近くのホテルに泊まる事になった。もともとは高級ホテルだったにもかかわらず、結局ビジネスホテルになってしまった。私はものすごく不機嫌そうにしていたと思う。しかしそれと同時に、臨機応変に動きその場を何とか乗り切った父の姿に憧れを持ったのも事実だ。きっと一人で入学式に行く事になっていたら、ただ一人で泣いていただけだろう。

そんな最悪の始まりだったが、学校に着いたらキラキラした先輩方が私を迎え入れてくれた。同じドミトリーの子ともすぐに仲良くなり、立教生活は楽しかった。

中学1年の3学期、私は学校を休んでいた。手術を受けていたからだ。私が病院で一人でいる時も、友達はずっと私とメールをしてくれた。その時どれだけ心が救われたことか、今でも忘れられない。そして中学2年になり私は学校に戻って来た。私は不安だった。少しの間でも離れていたら、自分のことを忘れてしまうかもしれないと思ったからだ。だがその不安はすぐに吹き飛んだ。友達も先輩もみんな笑顔で話しかけてくれた。自分のことを忘れていた人は一人もいなかったと思う。3学期に入って来た知らない人までも私の事を知っているぐらいだった。私はものすごく幸せな環境にいるのだと実感した。

中学3年の頃は、高校になって新入生に来て欲しくないとみんなで言っていた。中3は男女共に仲が良く、とてもいいクラスだった。だからその雰囲気を変えて欲しくなかった。高校1年になり最初は戸惑いもあったが、今ではすっかり消えている。むしろこの学年で良かったとしょっちゅうみんなで話している。

私の青春はここ立教英国学院で過ごした6年間だ。思い出を思い出そうとしたらこの紙に収まらないくらいたくさん出てくる。中学・高校の6年間の内、半分くらいは親元を離れ寮生活を送って来た。もちろん辛いことも悲しいこともたくさんあった。しかしその分、嬉しいこと楽しいこと、そしてたくさんの学びもあった。この学校に行くと決めたのは誰でもない、私だ。6年間たった今、後悔はしていない。そんな学校で私の青春を過ごせたことに感謝している。

お父さん、お母さん、先生方、先輩、友達、後輩も、みんなありがとう。残り1ヶ月で私の青春は幕を閉じるが、ハッピーエンドで終わりそうだ。

(高等部3年生 女子)
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