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立教生が綴る英国寮生活

ダンス



あの日を境に俺の人生は大きく変わった。ダンスの欄に印をつけた。企画長が困っていたため入ることにした。メンバーは14人だった。夏休みに13人になり、企画は始動した。昨年とは方針を変え、やりたい曲をやるということになった。俺は「オープニング」「アメリカ」「日本」が出番。前から練習していたため、少々ギリギリであったができるようになった。周りは、まあ正直に言って「ヤバイ」の一言だ。とてつもなくヤバイ。フリ覚えがなっていない。高等部で構成された企画だったが、同学年は5人。昨年は俺と村上の2人だけだったので、多少は盛り上がった感がある。その後、なんだかんだあって皆に火が付き、まっすぐ本番まで向かっていった。

昼間の公演のことはさておき、ここでは後夜祭の話をしよう。なぜかはわからないが実感がなかった。今日、ここでもう終わってしまうという未来が見えているのに、そんな自分が不思議だった。自分でも怖いほど落ち着いていた。仕事で忙しかったせいか精一杯だったせいかはわからない。今終わったこの瞬間でもわからない。

後夜祭本番、オープニングの音楽が鳴り響く。定位置に立つ。カーテンが開く。ライトが点く。そして俺は体を大きく動かした。もうその後のことはよく覚えていない。ただ骨折した松葉くんが後ろにいたことと、一緒に踊ったことは覚えている。更衣室に戻ったとき、俺は膝をついて泣いていた。さあ、エンディングが始まる。濡れた目でステージに戻る。ただ、笑顔だった。最高だった。このダンスファミリーと一緒にいるだけで。でもそれももう終わる。お辞儀をし、カーテンが閉まり、全てが終わった。ここで終わったと自覚し、その場にくずれ、泣いた。

味わったことのない気持ちだったことを覚えている。そう、人生で初めて感動泣きをしたのだ。泣かせてくれた皆に感謝している。「ありがとう。」俺たちは最高だったからこそ、そのように思う。企画長、高校2年生、高校1年生、皆ありがとう。ダンスをやっていて良かった。ダンスは世界共通の仲間の架け橋だからね。

(高等部1年 男子)
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