立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

最後のホームステイ


夏休みの最初の1週間、私は学校が提供してくれるホームステイを希望した。今回は私にとっての最後のホームステイとなるので、きちんと英国の文化に触れることをベースとし、楽しもうという思いが強くあった。メンバーが全員で3人という事であったので日本語が必然的に出てこないようにして過ごす事を意識した。

初日は燦々と輝く太陽と心地よい風に恵まれ、過ごしやすい天気となった。しかし、翌日は朝から雨が降りピクニックの予定が潰れてしまったのだ。少々悲しく思ったが、ホストファミリーと話せる良い機会だと思い積極的に話す事を心がけた。それ以降も、食事前にはホストファミリーとの会話を独り占めしようとキッチンに向かい、英語をなるべく使うようにした。今回は、電子辞書を使わないで会話する事を目標としていたので、日本語でなら言えるのに英語だと分からない単語を頑張って言い換えて意思を伝える様な事も多かった。しかし、この目標はホストファミリーが親切な方でないと立てられない目標であった。それは会話中に入ってくる分からない英単語を言い換えて説明してもらわなければならないからだ。まだまだ、ボキャブラリーを増やさなくてはならないと痛感した時が多くあった。

ホストファミリーとの会話では、ホストファミリーの娘さんの話やフェスティバルの話、将来の夢の話など沢山した。専業主婦であるホストファミリーのお母さんに「あなたはいつもキッチンで話し相手になってくれるのね」と言われた時は、「あぁ、私もきちんと意思疎通が出来て、会話できているのだな」と感じられて嬉しかった。

立教に戻る前日に、ブライトンに連れて行ってもらった。海の街であるブライトンはここから少し距離があるのでホームステイの度に訪れるような場所ではなく、行けたとしても雨だったり天候が悪い事が多い場所だ。今回は晴れていた事もあり、そこでの風景が本当に綺麗で皆で感動したのを覚えている。東京に住む私にとって、絶対に経験できない場所である。太陽によってキラキラと輝く水面に浮かぶ自分の写った影を見て、海の色から深浅を想像した。なんという幻想的な世界であろう。しばし時を忘れてしまいそうになった。海を見ながら、これが最後のホームステイになるのかと考えると寂しい気持ちが大きくなった。今まで行ってきた10回弱のホームステイと今回のホームステイが走馬灯のように頭に流れてきた。そのどれをとっても楽しい思い出ばかり。自分は幸せだとふと感じた。イギリスの食文化や人々、異文化に触れイギリスの素晴らしさを全身で経験した。今まで行ってきた沢山のホームステイは私に最高の思い出をくれて、よりイギリスが好きになってしまった。

(高等部3年生 女子)
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