3回目のホームステイ ~朝ご飯を断りきれずに食べすぎてしまった中3の私と、英語を「好き」と思うようになった高3の私~

3回目のホームステイ  ~朝ご飯を断りきれずに食べすぎてしまった中3の私と、英語を「好き」と思うようになった高3の私~
 私が、初めてホームステイを経験したのは、中学3年の春休みだった。ミレースクールの交換留学で、一週間ステイをした。泊めてもらった部屋の広さに驚いたり、いつお風呂に入ったら良いかと悩んだり、朝ご飯を断り切れずに食べすぎたことなどを覚えている。
そのときは、また同じ家庭にお世話になるなど考えもしなかったのだが、今回で三回目のステイとなった。土曜日の午後、見慣れた車が学校に着き、ステイ先の人とトランクをつめたあと、それに乗り込んだ。初めて乗ったときは、ただただ受け答えすることしかできなかったが、今回は自分から話しかけることができた。
私は人とコミュニケーションを取るのがあまり上手くはないが、三回目にもなれば、さすがに自分も成長したと思う。食事のときにも、自分から質問することができるようになり、なにより”Do you want more?”と聞かれたときに、”No. Thank you, I’m full.”としっかり断れるようになった。自分がどうしたいか、何を思っているかを相手にはっきり伝えることの大事さに気づけた。三年前に比べ、笑ったりすることも増え、初めはずっと英語を使わなければならないことがつらかったが、次第に英語を使うことを楽しむことができるようになった。
正直、今回のホームステイをするまで、英語は得意ではあってもあまり好きではなかったので、自分で自分に驚いた。そのような気持ちの変化が起きたのも、毎回温かく迎えいれてくれたホストファミリーのおかげだ。家族全員で日本語を習ったり、不便がないかと気にかけてくれた。私が来年は立教にいないという話になると、
「あなたがいないと来年ホストファミリーをするか迷うよ」
と言ってくれた。それが私にはとても嬉しかった。
「イギリスに来たときは、ただで泊まりなさいよ」
とも彼らは言ってくれた。いつかまたイギリスに来て、ホームステイをしたい。
(高等部3年生 女子)