立教英国学院

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高等部3年生 卒業生スピーチ


私がここ立教英国学院に入学したのは、中学二年生の時でした。一学期のハーフターム後という中途半端な時期に入ってきた私は、元からの人見知りがたたって、自分から生徒の輪に入ることができませんでした。そんな私を、生徒の輪の中に引っ張ってくれたのは、先輩方と四人の同級生でした。そのお陰で、私はだんだん他学年の生徒とも接することに慣れていき、自分から輪の中に入れるようになっていきました。中学三年に進学して、同級生の人数が一気に増え、一日に笑う回数も増えていき、毎日がキラキラ輝いていました。
 
けれど、外部進学を選択した同級生と、高三生との別れの悲しみから、私の日々は色あせていきました。そんな私を変えてくれたのは、新入生を迎えて、よりパワフルになった同級生たちでした。いい意味で、何をやらかすか分からない同級生と過ごす生活は目まぐるしく、あっというまに二年が過ぎ、私は高校三年生になりました。皆と過ごす生活の、別れのカウントダウンが始まりました。

いつまでもこの生活が続いていくと勘違いしていたせいか、皆との別れを自覚した頃には、もう終業式当日でした。自分の気持ちを整理できぬまま皆とお別れしたせいか、家に戻ってからふとした時に同級生のこと、後輩のこと、先生方のことを考えるようになり、止まらなくて眠れない日が何日も続きました。在学中、先生方に不満を言って反抗したり、後輩をないがしろにしていたのに、思い出すことは楽しかった日々ばかりで、自分が後輩のことが好きだったこと、先生方に見守られて、大切にされてきたことをやっと自覚しました。お別れしてから気付くなんて、私は馬鹿だなあと思いました。だから、「立教生活はつまらない。はやく家にかえりたい」と思っている子たちには、ここでの生活は決して窮屈でつまらないことばかりじゃないことを知っておいて欲しい。つまらないと思うなら、何をしても無駄だと最初から諦めないで、楽しいと思えるようになるにはどうしたら良いのかを周りをよくみて考えてみて。自分ひとりで駄目なら、周りの友達や先生方を頼って一緒に考えてみて。それだけの信頼関係を、皆は築いているでしょう。たとえ今はまだ築けていなくても、これからの時間を無駄にせずにいけば大丈夫。そして、限られた時間の中でめいっぱいここでの生活を楽しんで欲しい。どんな小さなことでも、それまでと違っていることなら、それは大切な思い出になると、私は思っています。現に、いまの私にとって、ここでのちょっとした楽しかったことも辛かったことも、大切な思い出です。

 そろそろ、私のスピーチも、終わりが近づいてきました。先生方。反抗ばかりして、口では中々伝えることができませんでしたが、私は、先生方のことが大好きでした。迷惑ばかり掛けていましたが、今まで本当にありがとうございました。後輩たち。私に「先輩」として何が大切なのかを教えてくれてありがとう。皆には、さっきも言ったとおり、ここでの生活をつまらないものだと思わず、何事も最初から諦めないで、互いに思いやりながら、最後まで笑って過ごしていってほしいです。これからも続く皆の立教生活が、実りのあるものになるよう、祈っています。そして、今日私と一緒にこの学校を卒業する同級生たち。私は今日まで皆に支えられてきました。皆は私のことを「優しい」というけど、私が皆に優しくすることができたのは、皆が私にそうしてくれたからなんだよ。皆には、感謝の言葉をどんなにならべても伝えきれないくらい感謝しています。今まで、本当にありがとう。皆と一緒にこの学校で過ごせて、私は幸せでした。

これからも皆が笑って過ごせることを、私は祈っています。今日をもって、私たちはこの学校を卒業します。今日まで、私たちを支えてくださった、先生方、後輩たち、ありがとうございました。皆と過ごした日々を胸に、私たちはこれからも前に進んでいきます。それでは、さようなら。

(高等部3年生 女子)
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