オープンデイまであと少し!今週は準備期間です。

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今週は、イギリスではハーフタームにあたります。2学期の折り返し地点、勉強はいったんお休みとなる一週間です。
立教生にとってこの一週間は、頭と体を休めるのではなく、むしろフル回転させる一週間となります。理由は、11月1日に迫ったオープンデイ(文化祭)。各クラス単位での展示企画に加えて、クラスや学年を超えた企画であるフリープロジェクトも行われます。
「移動開始!」
ハーフタームの開始はオープンデイ実行委員である展示本部のかけ声とともに始まります。普段勉強している教室から椅子や机が運び出され、キャンパスはオープンデイ一色に模様替えです。教室では模型づくりや模造紙へのレポートの書き込み、体育館では背景の色塗りと、生徒たちは大忙しです。
スタートダッシュが早かったのは高校2年生。準備期間に入る前に、放課後の空き時間を利用してできる限りの準備をしていました。体育館には大勢のクラスメートを動員し、リアルな街並みの背景や、細部までこだわった看板が仕上がっていきます。
下級生は初めての経験という生徒も多い。模型をつくることは決まっていても、設計図がない。あれこれと思案しているうちに、時間は刻々と過ぎていき、焦りは募るばかりです。困った生徒たちに頼まれ、私も模造紙の下書きに消しゴムをかける作業を手伝いましたが、大きな模造紙が何枚もあり、終わる頃には肩がパンパンになっていました。
午後はフリープロジェクトの練習時間もあります。毎日1時間だけという制約の中、こちらも本番に向けて最後の仕上げ。ダンスやダブルダッチ、演劇など、自分たちが目指す完成度100%にどれだけ近づけるかの勝負です。きっと1秒も惜しいことでしょう。
クラス企画にフリープロジェクトと朝から晩まで一日中取り組むこの期間、時には衝突もしながら、生徒達の絆がだんだんと深まっているのを感じます。
いいものを作る、その一点に皆が真剣になる一週間も気づけば半ばまで来ていました。
オープンデイ当日まであと少し。さあ、ラストスパートです。