2017年度卒業終業礼拝を執り行いました。

2017年度卒業終業礼拝を執り行いました。

3月3日(土)、日本ではひな祭りにあたるこの日、立教英国学院は2017年度卒業終業礼拝の日を迎えました。
チャペルには、日本同様、雛人形が飾られました。これは昔から続く立教英国学院の伝統で、綺麗に並んだお雛様たちは、受験のため卒業礼拝に参加できない高校3年生や中学3年生のかわりに、皆の晴れの姿を見守る、そういう意味が込められています。
今年の卒業礼拝には、6名の高校3年生が帰って来てくれました。

いつもの礼拝のように、聖歌を歌い、お祈りをします。それは私たちが毎日繰り返して来たことですが、この日の雰囲気はやはり特別なものです。チャペルの様子や、来賓の方々がいらっしゃることなどがいつもと異なるのはもちろんですが、それ以上に、児童生徒たち、先生たち、出席する保護者の皆様が、卒業生たちのためを思い、歌い、祈ります。そのような皆の心が、特別な雰囲気を作り出しています。

小学6年生、中学3年生、高校3年生の代表の児童生徒たちが、立教英国学院の思い出、未来への抱負を語ってくれました。彼らとの思い出を振り返りながら、あっという間に、1年、2年、3年と時は流れていったことを感じました。その間、私たち教員は児童生徒たちといつも一緒にいるので、些細な成長を毎日見守ってきましたが、それでも気づかなかった1人1人の内なる成長に気づかせてくれる、とても素晴らしいスピーチばかりでした。節目の礼拝において、彼らの素直で、希望や喜びに満ちたスピーチを聴くことで、この立教で、彼らが大きく、健やかに成長してくれたのだと、改めて実感することができました。きっと保護者の皆様は、私たち以上にそのことを感じてくださったことでしょう。

礼拝の後は記念撮影です。それぞれの卒業学年の児童生徒たちが、卒業証書を持って笑顔での撮影です。2017年度が無事に終わりました。来年度、卒業生、立教生はまたそれぞれが新たな道を歩みます。その道の先にたくさんの収穫と成長、そして幸福があることを祈っています。