Sussex Athletics Championshipsに出場しました②

Sussex Athletics Championshipsに出場しました②

陸上競技部の2名の生徒が、5月13日(土)14日(日)にSussex Athletics Championshipsに出場しました。
初めての外部の試合で大変な緊張のなか、それぞれが力を出し切りました。

以下、生徒の感想です。

 挫折から学んだこと
 自分の走力の無さを実感させられるようなレースだった。Sussex Championshipsという学校から40分ほど離れたCrawleyという町の陸上競技場で大会が開催され、私は800mと1500mの2種目に出場した。ウォーミングアップをしている選手、高跳びや走り幅跳びをしている選手、トラックを走っている選手など沢山の競技が競技場内にピストルの音を鳴り響かせながら行われていた。自分にとって初めての陸上大会だったため、レースってどんな感じなんだろうという好奇心と裏腹に本当に自分が走れるのだろうかという不安もあった。実際にトラックに入ってみると、緊迫した空気感の中にどこかイギリスのラフな雰囲気もあって、緊張感が漂ったり、時には緩んだりするような不思議な感覚だった。

 2日間に分かれてレースに行ったが、800mも1500mも不本意な結果となってしまった。練習はしていたものの、レースペースが今の自分の実力では全然対応できるペースではなくて、スピード力やスパート力も含め、総合的な走力の差に圧倒された。今までは学校のトラックでジョギングをしたり、タイムを設定して走ってみたり、誰かと勝負するようなことはあまりなかった。だからこそ大会に出てみることでレースの流れに乗る難しさだったり、そこで勝負できるような心身の強さが今の自分には全然ないということを痛切に感じた。

 初めての体験で初めての挫折を味わって、改めて自分の無力さを思い知らされた。悔しさが残る試合だったけれど、その悔しさをバネに成長していきたい。この陸上大会のために携わってくれた方々に感謝の気持ちを持って走り続けたい。

(高等部3年女子)