ラスト・オープンデイ

ラスト・オープンデイ ラスト・オープンデイ
2学期で1番大きな行事とも言えるオープンデイがついに幕を閉じた。これまで、計3回のオープンデイを経験したことになるが、どのオープンデイの、どのシーンを抜き取っても、今となれば全て立教での素晴らしい思い出だ。
とりわけ、今回のオープンデイは、いつもとは一味違うオープンデイであった。高校3年生は、2日前からの参加であったが、当日はどの学年にも負けないほど、オープンデイを作り、お客様をもてなし、立教英国の「顔」となることが出来ていたと思う。
私は、バザーを担当したが、その中で、学校に来て下さるたくさんの方と接することができて、初めて本当のオープンデイの価値というものを知ることが出来たような気がした。全校生徒一人一人、特に高校2年生以下は1週間授業をなくして準備をするわけで、その中で、クラスの絆とか協調性、友達の新たな一面を知れたなど、とにかく学ぶ事は多々あるが、それよりも、普段多かれ少なかれこの学校を支え、見守って下さっているたくさんの方に、感謝の気持ちを込めておもてなしができるということに意味があると思う。今回、いろいろな方とお話をさせていただいた中で、自分たちのここでの生活は、本当にたくさんの方たちの支えがあってこそだということを改めて実感することができた。
残すところ、あと1ヵ月となった立教生活だが、このような感謝の気持ちを忘れず、1日1日を大切に過ごしていくつもりだ。
(高等部3年生 女子)