アウティング

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 5月に入ってすぐの土曜日。イギリスの王様であるチャールズ3世の戴冠式がありました。ウェストミンスター寺院に世界各国の沢山の方々が招待され、沢山の人がチャールズ3世を一目見ようとロンドンはいつも以上に沢山の人で賑わっていたはずです。また、テレビやメディアを通じて、世界中の人がチャールズ3世の戴冠を祝い、見守っていました。私達もその一人でした。イギリスの新しい王様が戴冠するという歴史的瞬間にイギリスに住み、その様子を見れたことはとても貴重で特別な体験でした。

 戴冠式が終わった3日後、私はロンドンに行き、ウェストミンスター寺院を見学しました。ウェストミンスター寺院の前にはイギリスが過去に植民地支配してきた国などイギリスと深いつながりを持つ国旗が並び、多くの観光客で賑わっていました。中に入ってみると彫刻やステンドグラスなどの装飾がありとあらゆる場所に施され、高い天井や石畳の地面など長い歴史を感じられる場所でした。また、戴冠式で使われた椅子やカーペットがそのまま展示されており、ニューホールのスクリーンで見たチャールズ3世が王冠をかぶる瞬間が思い出されるのと同時に、本当にここで戴冠式が行われたのだという事を改めて気付かされました。ウェストミンスター寺院の見学が終わったあと班行動でした。お昼ごはんは中華街で食べましたが、久しぶりに食べたものばかりで本当に美味しかったです。その後リージェントストリートに行き、夜ご飯を食べて帰りました。いろんな事を考えさせられ、更に友達と仲を深めることができたoutingでした。
(高等部1年女子)