立教英国学院では、毎朝の礼拝を通して1日が始まります。毎週水曜日と木曜日は、高等部3年生が自身の学びを下級生に向けてスピーチしています。今回はその一部を紹介致します。
おはようございます。
私は卵が好きです。だし巻き卵や目玉焼きも好きで、フライパンの中で卵がぐつぐつと焼けてくると、わくわくします。そして、家では毎朝卵を食べています。
そんな私ですが、毎朝卵を食べながら、自分の取り柄って何だろう、と考えることがあります。みなさんは、自分の強みや取り柄を、すぐに挙げることができますか。
私は昔から、自分の強みは何だろうとずっと考えていました。私は勉強も運動も得意ではなく、何か目立ったことができるわけでもありません。周りはみんないいところや自分にしかないものをもっていて、羨ましく悩んだことがあります。
しかし、今振り返ってみると、私の取り柄は、最初からあったものではなく、これまでの経験の中で少しずつ作られてきたのだと思います。
中学生のとき、私は料理部に所属していました。部活動では、みんなをまとめたり、料理について深く学んだことを通して、料理はただ好きなだけではなく、今では自分の得意なことだと言えるくらい、大切な趣味になりました。
そして、立教英国学院に来てからも、自分の取り柄が増えたと感じています。その一つが、オルガニストとしての経験です。
毎日の礼拝でオルガンを弾くようになり、昔習っていたピアノを再開しました。最初は自信がなく、弾くたびに緊張してましたが、練習を重ねるうちに、少しずつ自信がついてきました。今では毎日の礼拝に参加し、オルガンを弾くことが楽しみになっています。
この経験を通して、昔好きだったことが、もう一度自分の強みになることもあるのだと気づきました。
こうした経験を振り返ると、自分の取り柄は、必ずしも生まれつき持っているものではないのだと感じます。最初から得意だったわけではなくても、挑戦してみることや、続けてみること。そうした経験の積み重ねが、いつの間にか自分らしさになっていくのだと思います。
今、自分の強みがわからない人もいるかもしれません。しかし今は何気なく続けていることや、興味を持って始めたことが、いつか自分の大切な取り柄になるかもしれません。
ぜひみなさんも、好きなことや興味のあることに挑戦しながら、自分の良さや取り柄を少しずつ増やしてみてください。
ご清聴ありがとうございました。
(高等部3年女子)