春期ホームステイのレポート⑤

春期ホームステイのレポート⑤ 春期ホームステイのレポート⑤ 春期ホームステイのレポート⑤ 春期ホームステイのレポート⑤

春休みがはじまってすぐの1週間、中学部3年生と高等部1年生の希望者を対象に立教周辺でのホームステイ体験の機会を設けています。生徒たちがどんなことを体験し、どんなことを感じてきたのかを共有したいと思います。

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私がホームステイに参加した理由は大きく2つあって1つは英語力向上、もう一つはイギリスを楽しみたいという思いで参加した。ホームステイ先では笑顔で出迎えてくれたホストファミリーとともに一週間お世話になるお家へ到着。ホストファミリーは80歳ぐらいのおじいさんおばあさんの二人でゆっくりと静かに過ごすことができた。ついてすぐの夕食はパスタでイギリスならではのパスタの美味しさにとても感動したしたくさんの量を作ってくださったのでおかわりもできた。夕食中自分の住んでいる国について話した時、フランスに行ったことがあると共通の話題が話しているうちに増えていき、自信のなかった英語も会話の楽しさで少しずつ自分の言いたいことも伝える事ができるようになったり、英語がわからないときはジェスチャーで示すなど自分なりに伝えかたを考える事ができた。提供されたお部屋はとても心地よくふかふかなベットで快適に過ごすことができた。家の中はとてもおしゃれで家の前には庭園があり、リビングにはたくさんの写真やお花が飾ってありとても美しくどの部屋も心が満たされた。リビングにつながる中庭も素敵で手入れがこまめにされている様子が伺われた。

ホームステイ中におもに行ったこととしては日本食提供、ブライトンへの観光、ホーシャムやギルフォードへ観光だった。

日本食はカレーと親子丼を提供した。カレーなどを作るさい、炊飯器がないので鍋で炊いたが美味しく作る事ができた。材料などは近くのクランレイにあるスーパーを数店舗回って食材を集めた。カレーと親子丼がとても好評で日本の文化について話すきっかけにもなることができた。具体的には日本食はどこの国と似ているのかとかオープンデーのカレーとどう違ったか、日本語についても詳しく伝えることができた。ブライトンへの観光は私の興味本位で連れて行ってほしいとお願いをした。二人は笑顔で受け入れてくれて充実した日をすごすことができた。ブライトンではビーチに行ったりブライトンにあるお店を散策することができた。現代の国語の授業で読んだ「誰かの靴を履いてみること」の著者であるブレディみかこさんの住んでいた場所がかなり大都市で驚いた。ギルフォードでは自分たちでバスを調べ向かった。ギルフォードでも充実した時間を送ることができたしホーシャムでもコリアーズ組と会い、食事をとるなど楽しく送ることができた。

今回のホームステイを通してホームステイの人と話すことでたくさんの日本にはないイギリスならではのことをたくさん学ぶことができた。もともと英語力に自信はないが今回のホームステイを通して自分から積極的に話しかけることの大切さを学ぶことができた。ホームステイははじまりは長いのかなと思っていたがいつの間にか最終日を迎えるくらいあっという間で充実した生活を送ることができた。今後の生活にも自分から何事にも積極的に取り組んでいき悔いの残らない生活を送りたい。

このように思えるのは親切に接してくださったホストファミリーのおかげである。感謝を忘れずまた次ホームステイする機会があれば今回の体験を思い出し次につなげていきたい。

(高等部1年生 女子)